2004年09月21日
2004年09月21日
プロ野球の発展を推進する会
国会議員の中で、「プロ野球の発展を推進する会」という1リーグ制に反対する会ができたらしい。
以下は、れんほうの日記に対する疑問点
>「たかが選手」発言にはびっくりした。
たまたま、魚住昭「渡邉恒雄 メディアと権力」(講談社文庫)を読んでたので、びっくりしませんでした。この本を読んで、読売新聞の本質を見た気がしましたし、表に出てこなくなっても、読売球団は渡邉さんの意向を無視できるはずもなく、また、読売のおかげで成り立っているプロ野球界が渡邉さんの意向で動いていることが、よく理解できました。
渡邉さんは野球なんて新聞拡販の一手段にすぎないと思ってるから、「たかが発言」はすごく自然な発言だと思います。
渡邉さんは1リーグ制にして、リーグなんかこだわらずいろんな場所で試合をし、たとえば札幌なんかでも読売新聞を拡販したい。それしか頭にないんだと思います。スポーツがどうのこうのなんて、そんなこと期待するほうが無理でしょう。
>ファンが、純粋に野球を見て楽しむ余裕をつぶすかどうかではないんだろうか。
バブル景気の時ですら野球と相撲しかなかったのに、不景気ないまのご時世、Jリーグも抱えてそんな余裕がないのは明らか。「純粋に野球を見て楽しむ余裕をつぶすかどうか」なんていう論点を持ち出したら結論は「余裕をつぶせ」になります。
論点が的外れだと思います。