2007年07月02日

世界一革新的な、姫路の姉妹都市

チューブ型のバス停(ブラジルクリチバ

経済発展が著しいブラジル・ロシアインド中国の4カ国はBRICsと呼ばれ、世界中から注目されていますが、そのブラジル南部最大の都市、クリチバは、都市政策の先進性で世界的に知られています。どれほど先進的かというと、1996年にイスタンブールで開催された市長や都市計画家らによるサミット・第2回国際連合人間居住会議(ハビタットII)で「世界一革新的な都市」として表彰されたほど。

クリチバ(wikipedia)より、
専用レーン、2連結ないし3連結のバス、バリアフリー化も図られたチューブ型のバス停などを用い、大量かつ高速の輸送を実現した極めて効率的な公共交通システムを有している。日常の足として全市民の85%に利用されている。また、緑地政策においても著しい成功を収めており、クリチバ市において、市民1人当たりの緑地面積は51.5平方メートルであり、これはユネスコが都市に求める基準値のおよそ3倍にあたる面積であり、世界の都市ではオスロについで2番目の広さである。

クリチバでは、自動車中心ではなく、人間を中心とした都市政策を実施しています。主要道路を幹線バス専用レーンとし、側道はあくまで道路沿い施設へのアクセスに限定して一般乗用車に開放。1ブロック隔てた左右の道路を一般自動車用の道路として使用します。
また、市内は均一料金でバスでどこにでも行くことができ、料金の支払いをチューブ型のバス停で済ませるため、乗降にかかる時間を大幅に短縮することに成功。市内の移動は公共交通を利用するのが当たり前という状況を作りだすことに成功しています。

この「世界一革新的な都市」と日本で唯一姉妹都市協定を結んでいるのが、自動車に依存し、足腰が弱くなってしまった市民を抱える姫路市です。姫路市のやっていることは、採算が取れないからと市営バスの路線を縮小することだけ。バスの優先レーンでも、一般自動車に路線バスが巻き込まれて動けない風景が常態化しています。

せめてクリチバの姉妹都市として恥ずかしくない程度の状態にはすべきではないでしょうか。姉妹都市協定を結んでもらってるのが申し訳なく感じます。

P.S.
全米6位のフェニックスにしろクリチバにしろ、姫路市の姉妹都市はなんでこんなにみんな急成長しているのでしょうか。

参考
公共交通先進国イタリア。後進国ニッポン(ひめナビブログ)
市バスが無くなっていく(ひめナビブログ)
地方の商店街に人通りがなくなった本当の理由(ひめナビブログ) - 足腰が弱くなった姫路市民。
姫路市職員飲酒事故。再発防止にバス通勤を(ひめナビブログ)
中心街はマイカー規制(ひめナビブログ)
バス優先レーン(ひめナビブログ)
公共交通の利用者増進をなぜ考えない(ひめナビブログ)

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