2007年06月15日

公立幼稚園を3分の2に

園児が多い私立幼稚園も

姫路市が公立幼稚園を3分の2に減らすそうです。

幼稚園統廃合:3分の2に 姫路市教育長が方針 /兵庫(MSN毎日インタラクティブ)
姫路市の松本健太郎教育長は12日、市立幼稚園69園を統廃合し、3分の2程度にする方針を明らかにした。
(中略)
園児数は減り続け、今年度は約3割の1737人。69園のうち5園が休園し、園児20人未満の園が16園ある。

20年間で7割も園児が減ったそうですが、少子化というより一部の私立幼稚園保育園に園児が流れたということでしょう。働くお母さんが増えたので、退園時刻が早くて、早々に迎えに行かなければならず、延長保育もない、通園バスがないなどの理由も聞きます。
wikipediaによると、保育園児は幼稚園と対称的に増加の一途だそうです。
保育所利用児童数は、厚生労働省(当時・厚生省)のエンゼル・プランがスタートする平成7年度より、増加し続けている。 これは、昭和48年生まれ(第2次ベビーブームのピーク)が5歳であった昭和53年度をピークとして園児数が減り続けている幼稚園の状況とは対照的といえる。

MSN毎日インタラクティブの記事(の続き)より
また、現在、多くの園が5歳児からの保育だが、統廃合後は4歳児から受け入れる方針も示した。

何か別のことのように書かれていますが、幼稚園を減らすことと2年保育への切り替えは、一体の問題です。おそらく幼稚園を減らすと教職員が失業するので、雇用を守るために2年保育にするのでしょう。
公立幼稚園は、教職員のほうを向いていて、園児や保護者のほうを向いて運営していないのではないでしょうか。専業主婦が多く、働くお母さんが少数派だった時代のしくみを守り続ければ7割のお客を失うということです。残り3割のかたのために、税金が投入されるのですから、本当に公の施設なのかということを含めて見直すのは当然と言えます。

横浜市には公立幼稚園がなく、経済的に必要な家庭には所得に応じて私立幼稚園への通園補助を行っています。公立幼稚園を存続する意義が、教職員の雇用確保以外にはっきりと見えないというのが、この記事に集約されています。

参考
幼稚園事業のあり方の検討について(姫路市教育企画課)
横浜市民の声(横浜市 公聴) - 今後も公立幼稚園を設置する計画はありません。(横浜市回答より)

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この記事へのコメント
需要がないこの時代に公立幼稚園がなくなるのは当然の事だと思います。
全国的にみても姫路は子育てをする環境としては悪いです。
横浜だけではなく私立幼稚園に助成金をだしている所はたくさんあります。
今さら2年にするのではなくそういう助成金制度をするなどするべきだと思います。
Posted by 匿名 at 2010年06月16日 16:33
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