2007年05月21日

自分が小説に現れる?

車谷長吉灘の男」(文藝春秋

直木賞作家の車谷長吉(くるまたに・ちょうきつ)氏は、本名・車谷嘉彦(しゃたに・よしひこ)。姫路市飾磨の出身で、今月地元を題材にした小説を出版されています。

「灘の男」(文藝春秋)・出版社のHPより
■内容紹介■
「灘のけんか祭り」の本拠地には豪快なる伝説の男が二人いた。彼らの波瀾と葛藤に満ちた人生が、執念の取材と描写で浮かびあがる

腕っ節の強い男たちが命をかけて闘う一大行事「灘のけんか祭り」の本拠地には、伝説の大人物が二人いました。塩を牛車で運ぶ仕事から、浜田運送という百台余りのトラックを有する会社を成した「濱長」こと濱田長蔵と、船の錨鎖(アンカーチェーン)などの部品を扱う製造会社を興した濱中重太郎。幼き頃は喧嘩相手だった二人は成人後、村の顔役としてお互いを尊敬するようになります。二人の豪快な男の人生が、執拗なまでの取材と描写により浮かび上がる! 表題作を含む三作を「聞き書き」という手法で完成させた車谷長吉の新境地です。

この作品、読んだわけではないのですが、何の気なしに読んでいる小説に自分が登場したりしたら、面白いかもしれません。ネット上には、実際、そういう経験談が書かれています。

直木賞作家 級友”車谷君”に捧げる詩より
JRの通勤車中の日経新聞。思いもかけず飛び込む日記ネタ!。
『・・・直木賞は車谷長吉(くるまたに・ちょうきつ)氏(53)の「赤目四十八瀧心中未遂」(文芸春秋刊)に決まった。・・・』
ナヌッ・・・あの車谷(しゃたに)が直木賞!!
『・・・車谷氏は兵庫県生まれ。・・・』
その通り、彼は小生と同じ姫路市は飾磨区出身なのだ。何を隠そう、小学、中学、高校と同じ学校に通った御学友なのだ! 家にだって遊びに行ったこともあるんだから・・・。もっとも高校卒業後は全くの音信不通。ついこの間まで彼が作家であることすら知らなかったんだから、偉そうなことは言えた義理ではない。
『・・・慶応大学卒。広告代理店勤務などを経て作家に。93年「鹽壷の匙」で三島由紀夫賞などを受賞。・・・』
「車谷が三島由紀夫賞をとって単行本を出しているんやけど知っとったか?」 「その作品集の中にどうもお前がモデルらしい描写のある作品があったけど、読んでみたら?」 1年ほど前、高校時代の友人G君からこんな電話をもらった。

新刊の「灘の男」ですが、山陽百貨店の書籍売り場では、レジ横に山積みにして売ってました。自分が小説に登場していないかぐらいチェックしておいたほうがいいかもしれません。

参考
さいきんは。(退屈男と本と街) - 「灘の男」が東京堂書店の週間ベストセラー一位になったそうです。
播磨への賛歌 車谷長吉さんの新刊「灘の男」(神戸新聞) - (070607追記)

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