2008年12月12日

車載半導体世界トップ企業、姫路に拠点開設。大学連携も

フリースケール・セミコンダクタ社のサイト

私が免許を取って、初めて乗ったクルマは父親のおさがりでした。冬の寒い時期など、チョークボタンを一杯引っ張って、暖機運転をしたものです。チョークボタンは戻すタイミングが難しくて、また戻すときにエンジンが不安定になります。一旦走り出した車をエンストさせてしまうこともありました。
私の家からしばらく走って、ちょうどチョークを戻すあたりに、踏み切りがあって、緊張していたのが懐かしく感じられます。

このような機械工学の塊だった自動車が懐かしいと思えるほど、最近のクルマはエレクトロニクスの塊と化しています。さらに今後はハイブリッドや電気自動車など、益々エレクトロニクスの重要性は増していくでしょう。

インターネットを見るために、私たちはパソコンを使いますが、クルマにもコンピュータが搭載されています。キーボードやマウスはないものの、同じような性能のコンピュータが搭載されていて、炎天下であれ大雨の日であれ、砂利や埃まみれの道であれ動いてくれます。しかもパソコンより起動も速く、ずっと安定しています。誤動作したら命に関わりますしね。

こうした自動車用の半導体で世界一の企業が、フリースケール・セミコンダクタという会社です。

フリースケール、今年も車載半導体で第1位のサプライヤに(チップワンストップ)
Strategy Analyticsの『2007 Automotive Semiconductor Vendor Market Share』(2007年度車載半導体メーカー市場シェア)レポートでは、フリースケールを自動車用半導体メーカーの第1位と報告しています。同社が毎年発行しているこのレポートでは、フリースケールは17年連続して第1位です。
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、丸文と共同で、姫路で自動車開発支援用拠点を開設することになりました。

丸文とフリースケール、姫路で自動車開発の技術支援を開始(フリースケール)
フリースケールは、車載半導体で世界No.1サプライヤーで、同社の32ビット・マイクロコントローラ(以下、マイコン)は世界のパワートレイン向けに約50%のシェアを持っています。フリースケールの姫路における車載半導体ビジネスは拡大しており、2008年から4年間で約2倍に達する見込みです。これに伴って増大する車載電子制御モジュール(ECU)の開発支援やその構成部品であるマイコンおよびアナログ製品の技術的問題の迅速な解決のニーズに応えるために、丸文の姫路CEオフィスを開設します。(住所:兵庫県姫路市東延末3-50)
さらに、姫路の大学との連携も視野に入れています。

丸文とFreescale、姫路に自動車開発支援用拠点を開設(マイコミジャーナル)
Freescaleがグローバルに展開している"ユニバーシティ・プログラム"は現在、国内では大阪大学筑波大学との産学連携が行われているが、「今後は姫路の大学とも活動していきたい」(同)としており、特に自動車向けのエンジニア育成に重点を置いてやっていければ、とした。
世界最先端の英知を姫路に結集!ですね。

参考
フリースケールと丸文、自動車アプリケーションの開発支援拠点を開設(Response.)
マクラーレン、KERSをフリースケール社と共同開発(F1-Gate.com) - 「マクラーレン・エレクトリック・システムズとの共同KERS開発プロジェクトは、自動車テクノロジーの最先端となる」とフリースケール社のスポークスマンであるスティーブ・ウェーンライトは語る。(記事より)
米半導体大手フリースケールが姫路に技術拠点(NIKKEI NET)

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