2004年10月31日

大学と立て看板

(写真は本文とは関係ありません)

北村のブログを見ていると、久しぶりに母校を訪れた北村先輩がこんなことを書かれていました。

キャンパス前の立て看板や学園闘争の読み捨てられたザラ板紙と、マイクで絶叫する雑然とした学園前の姿からは、今昔の感が致しました。

北村さんが当時通学されていた立命館大学広小路キャンパスは、現在、京都府立医科大学の敷地になっていて、立て看板などいっさい立たない綺麗な建物になっているとのことです。

私はこれを読んで、時代の違いだけでは無いだろうと思いました。
私が立命館大学を卒業した86年に立て看板は当たり前でしたが、89年に通信教育のスクーリングで行った時、慶應義塾大学のキャンパスは一切立て看板が無く、びっくりした記憶があります。同時期、早稲田でも明治でも立て看板はびっしりありました。

早稲田大学文学部の在学生メッセージによれば、

学生演劇が一番活発なのはやっぱり早稲田です。その大学はあまり演劇が盛んではなかったので、ほかの学生演劇を見るために何度も早稲田に来ました。来てみてびっくりです。自由な雰囲気に圧倒されました。立て看板があちこちにあるし、何よりいい劇場がすぐ近くにあるし、こんなに演劇が受け容れられているとは信じられませんでした。

一方、慶応SFC(藤沢キャンパス)に、なぜ立て看板がないかを考察するサイトがこちらにあります。
結局、理由ははっきりしませんが、伝統としか言えないでしょうね。個人的には、もともと無いからそれが当たり前になっているのではないかと想像します。

私は初めて行った立命館大学に立て看板がいっぱいあったので、ないと寂しいというのが本音。北村さんと同じです。


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Posted by miki at 19:12│Comments(0)学校
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