2019年07月07日

姫路城は、観光名所の前に「歴史遺産」

姫路駅前(遠方に姫路城

空前のお城ブーム。

「城ガール」も急増中! おすすめ「現存十二天守」の歩き方(アエラドット)
空前の大ブームを迎えている日本の城。各自治体が発表した2018年度の統計によると、有料入城者数が200万人を超えた城が、大阪城名古屋城二条城と3城を数えたという。これは統計を取り始めてから初めての数字で、その波に乗り遅れまいと、城を観光資源として観光客誘致を図る自治体も続々と名乗りを上げている模様だ。
姫路城は、歴史遺産であり、単なる観光資源ではありません。

城ガールが教える!姫路城観光を120%満足させるモデルコースを紹介!(トリップラー)
姫路城の天守は現存、つまり一度も壊されていないのです。今のような立派な天守になったのは豊臣秀吉が城主になったころなので、約430年あまり。
(中略)
私は歴史が大好きです。過去の先人たちの声を聴くことができるから。
その声を今に活かせることで、未来に続く希望を持ち続けられる。
大都会にあるお城がお手軽な観光名所として経済貢献する一方、遺産である姫路城は観光資源に留まらず、姫路城とその歴史に常に関係を持ち続け、未来に活かすべき存在。
国としても大事に守り後世に残す必要があります。「国宝」というのは、観光地としての単なる番付じゃない。

お城ブームに乗じた観光目的の城と一緒くたに論じて、それで終わりではありません。
観光客の皆さんだけでなく、歴史遺産として姫路城やその歴史、姫路と関係を持ち続けていただけるかた。
そんな方々を発掘し、関係を持ち、その関係を高めていく、リレーションシップが姫路には求められます。

P.S.
安倍さんのエレベーター発言が話題になっています。

遺産は観光名所になり得ますが、観光名所として100点をとる必要はありません。研究者しか入れない遺産だってあるでしょう。
集客かつ観光客処理能力を100点にする義務は、遺産にはありません。

G20で「エレベーターつけたのは大きなミス」発言の安倍首相、その他の失点とは(文春オンライン)
文化庁による史跡整備方針は、史跡の本質的価値を保ちながら、車椅子の利用者、高齢者、子連れの人など、すべての人が平等に体感できるように整備を進めようとしている。世界遺産などでも、できる限りバリアフリーを実現しようとしているという。
「できる限り」ね。

参考
日本城郭研究センター(Wikipedia)
「人口」を増やす方法(372log@姫路)
リレーションシップ・マーケティング(JMR生活総合研究所)

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