2018年03月19日

岡山はバスの話題でもちきり

両備バス岡山市

八晃運輸岡山市)が低廉な運賃で「路線を新設したい」と申請。
これに対抗して、競合する両備バス(岡山市)が「値下げします」・・
じゃなくて他の自社(赤字)単独路線を「廃止する」と言い出したものだから大騒ぎ。
衆院予算委員会の公聴会でも取り上げられました。

「地方交通維持へ法改正を」 両備グループ代表、衆院予算委公聴会で (日本経済新聞)
「黒字路線を狙った進出がまかり通れば、(赤字路線を含む)全体がやっていけなくなる」と強調。
民間企業が黒字路線を狙って進出するのは当たり前。赤字路線を狙って進出するわけがありません。

弊社の新路線開設について(八晃運輸株式会社)
弊社が、競合他社が既に運行させている路線へ参入した理由ですが、ひとえに健全な競争により、市場を活性化させ、路線バスのユーザーである当該路線の皆様へのより充実したサービス提供を行わせさせていただくことに他なりません。
両備バスは、赤字路線でも我慢して維持してきた。それも黒字路線があるからできたが、競合に狙われた路線の黒字が見込めなくなれば、赤字路線は廃止せざるを得ない。
民間企業とすれば、当たり前の意見です。
そもそもこれまで赤字路線を維持していたほうが、不思議なくらい。

民間企業が利益も出ないのに運営するのは、本来おかしい。
おかしいことを続けるのは無理がある。
そういうことです。

八晃運輸も両備バスも悪くありません。

悪いのは、赤字路線を放置していた自治体(または官)です。民間に任せきりにしているからこうなる。
両備バスに甘えてきた自治体と、それを許した地域住民が悪い。

公共交通を民間に任せ切った国は日本だけ(372log@姫路)
すべての責任は一番働き盛りの社会人たちが、公共交通の必要性を痛感していないこと。
結果、高校通学や高齢化などに伴う交通弱者には目をつぶるという手前勝手な社会になっている気がします。
姫路もまさに地域交通を民間企業に丸投げしています。
ある日突然、民間企業が「もう勘弁してくれ」と言います。それに対して、姫路市民は何ができるのか。覚悟はあるのかと問いたいと思います。

参考
岡山)首相答弁「積極的に協力」 両備バス路線廃止問題(朝日新聞デジタル) - 「高齢者が病院に通う機会が失われてしまうことをしっかりと受け止めたい。岡山だけでなく、全国で起きている問題だ」(記事より)
両備「赤字バス廃止届け出」奇策は成功したか ~ 狙いは「公共交通維持への問題提起」(東洋経済オンライン)
両備グループ「抗議のためのバス廃止届」は得策か?(ITmediaビジネス)

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