2017年09月11日

「羽ばたかないグローバル人材」を育成。全国5位になった地方私大

共愛学園前橋国際大学群馬県前橋市

共愛学園前橋国際大学は、大学ランキング 2018 (AERAムック)による「学長からの評価」全国5位に輝く大学。

Fランク寸前大学が全国5位大学に成長した理由~共愛学園前橋国際大学・学長インタビュー(YAHOO! ニュース)
「本学の学生は平均すれば80~90%が地元・群馬県出身。そして、70~80%が群馬県内に就職していきます。
(中略)
群馬県内にはサンデンのようにグローバル企業が多数あります。働く場所は群馬県内だったとしても、グローバルを意識しなければなりません。
(中略)
地方都市にこそ、グローバル人材が必要でしょう」
文部科学省に「本学は羽ばたかないグローバル人材を育成します」と説明したそうです。

米国には世界中からMBAに入学してくる。
実は米国人はあまり世界に出て行かない。
それで、世界中から人を集めて、米国にいる引き籠りがちな若者に世界中の情報を学ばせているという話を聞いたことがあります。

世界に出ていくだけがグローバル化ではない。
お金もかかるし、誰にでもそんなことできるわけじゃない。
でも、グローバル企業は国内にも地元にもあるじゃないか。
そして、そこではグローバル人材を求めているじゃないか。

地元が(実は)国際化しているから地元で学ぶことこそグローバル教育だ。
だから海外の大学と提携するんじゃなくて、地元の企業と提携した。

そういうことのようです。

群馬の上場企業(群馬の転職エージェント)を見てもわかるように、群馬県にはSUBARUを始め、グローバル企業が多くあります。
共愛学園前橋国際大は、サンデンと提携しています。

兵庫の大学にも大いにチャンスのある話です。

参考
日本にも当てはまるかも!アメリカ人が海外に行かない3つの理由(HUFFPOST)
突如、地方の大学が引く手あまたに(372log@姫路)

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Posted by miki at 23:28│Comments(0)学校
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