2017年01月04日

地方の複雑系経済システム

播磨国総社姫路市総社本町

2017年が動き始めました。

新春、思い新たに 播磨各地でにぎわい /兵庫(毎日新聞)
新春を迎え、播磨地域の神社仏閣は初詣客でにぎわった。
さて、姫路などの地方は、都会と異なり複雑な経済システムで動いているという話題。

なぜ地方の人は残業しないのか(ニュースイッチ)
日本国内に存在する経済活動のパターンは「貨幣経済」「物々交換経済」「貸し借り経済」「自給経済」の4つ
(中略)
仕事が残っているのであれば、残業してでも終わらせるべきだ、というのは貨幣経済中心の東京では当たり前の論理ですが、物々交換経済、貸し借り経済、自給経済も並列している地方の経済であれば、例え貨幣を得るための仕事が終わっていなくても、その他3つの経済にも対応するために、残業せずに同級生との飲み会や地区の会合を優先するという選択肢も妥当になる
都会は「貨幣経済」だけの単純な社会。対して地方は、「貨幣経済」に加えて「物々交換経済」「貸し借り経済」「自給経済」のシステムが機能。

貨幣経済を優先させる残業が必ずしもすべてに優先するわけではありません。
姫路でも、祭りや稲刈りで会社に来ない人はいます。残業してたら消防団の会合に出られないし・・

貨幣経済をシンプルに追い求めるのが苦手、違和感を感じる人は、地方に住みましょう。

参考
東京から見た姫路、姫路訪問前に知っておくべき11のこと(372log@姫路) - 合理性よりも昔ながらの信用や地域性を重んじる姫路では、「お金を出せばサービスはいい」と言い切れません。(ブログより)

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Posted by miki at 00:41│Comments(0)社会
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