2016年06月09日

過去と決別し、未来と共同するマツダ

マツダ・アテンザ

燃費問題でブランドイメージも業績も落とす企業が多い中、ブランド価値を高め、過去最高業績の企業があります。

マツダ 絶好調の理由 ブランド戦略徹底で過去と決別(毎日新聞)
2016年3月期の営業利益は2268億円(前期比12%増)と過去最高を達成。
(中略)
これまでメルセデス・ベンツBMWなど欧州系メーカーが得意としてきたブランド戦略を徹底してきたことがマツダ躍進の原動力になっている。
さらに、未来にかける投資も。

大型放射光施設「SPring-8」を活用し、兵庫県立大学との共同研究を開始します。(マツダ)
マツダと公立大学法人兵庫県立大学は、SPring-8(スプリング・エイト)を活用した材料開発研究に関する、共同研究契約を締結しました。
(中略)
放射光による分析手法を活用し、自動車の実走行に近い状態の温度下において、材料のナノスケールレベルの構造分析を行うなどの取り組みを実施します。
マツダは自動車のオタク市場を狙っています。100人のうち2~3人でもいいからマツダじゃないといけないという人が買ってくれればいいと。
ハイブリッドしかない世の中なら、ガソリンを徹底的に極めて燃費で拮抗するとか、石原さんが潰したディーゼルをクリーンにしてよみがえらせるとか・・。

電気モーターでやればラクかもしれないけど、内燃機関を磨き上げたら対抗できるんじゃないかと、ナノテクレベルで磨き上げる。
そんなの、ちょっと世の中を見通せる人なら、ばかばかしくてやらないわけです。
でも、オタクの集まりだから、それやっちゃう。
それで、100人に2~3人は、それを買っちゃう。しかも、その人たちは、他社に目が行かないから、逃げないというわけです。

参考
マツダ、兵庫県立大学と共同で「放射光」活用した材料を開発研究(オートワールドニュース)
元マツダ会長・井巻久一氏が県立大特任教授に就任(372log@姫路)
マツダ、新型ディーゼル車を国内販売へ(372log@姫路)
ついでにクルマも作っています(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:38│Comments(0)クルマ
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