2008年05月19日

西日本中心に普及の兆し。「お布団農法」姫路でも



稲を育てるには、雑草が生え、虫がつくので農薬をまいたり、労力が大変。そんな常識を覆す画期的な米作りの農法が西日本を中心に普及する兆し。地元姫路でも行われています。

掘り出しニュース:お布団農法 初夏に出現、真っ白な田んぼ(毎日jp)
姫路市の農事組合法人「夢米」=内海清人代表理事(60)=が、田に綿を敷き詰める独特の無農薬農法「水稲布マルチ直播栽培」(通称・お布団農法)に挑んでいる。鳥取大の津野幸人・名誉教授(77)=宮崎市=が開発した農法で、綿が雑草の繁殖を抑えてくれるため草取りの手間がはぶけるという。
(中略)
現在は全国約180件の農家で実践されており、収穫された米は「綿雪姫」などのブランド名で販売されている。
食の安全・安心は従来にも増して注目されていて、無農薬米に対する需要は高まっています。

お布団農法だと、草取りがいらず、田植えもロール状のお布団のような綿を田んぼに敷いていくだけなので、田植え機も要らず簡単。あまりに簡単そうだということで、米を作ったことがない人までチャレンジしています。

布マルチ農法で米作り
2004年10月、とあるTV番組を観た。
日本の超かしこい人達とそれぞれの業績の紹介をする番組だった。
その番組で、津野幸人博士の「布マルチ農法」を知り、激感動し、
「これはやらねば!!!」
と決意し、早速翌日から2005年の挑戦に向けて動き出したのだった。
布マルチ農法でつくった時の、1年間を通した田んぼの様子は、島根県中山間地域研究センター-二言目コメント~お布団農法デジカメ日記に、写真が掲載されています。「お布団」が徐々に消えていくのですね。

農業はこれまで保護産業で旧態依然とした面がありましたが、まだまだ改良の余地があるように思います。食糧は今後益々重要な産業として注目を浴びていくでしょうね。

参考
除草手間いらず 綿布利用し有機農法稲作 浜坂町(神戸新聞)
布マルチ不織布シート(水稲直播有機栽培用布マルチ)「丸三産業株式会社」 - 「お布団」の製造会社のサイト。

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)食べ物
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