2015年09月15日

医学部定員削減を検討。地域偏在を就職枠で対応?

姫路赤十字病院姫路市下手野

医師が余りそうだって?

医師不足じわり解消、10年後に先進国平均に(YOMIURI ONLINE)
日本の人口10万人あたりの医師数が10年後、先進国が主に加盟する経済協力開発機構(OECD)の平均を上回るとの推計を厚生労働省がまとめた。医学部の定員増などで、先進国の中で低水準という長年続いた状況から抜け出す見通しとなった。地域や診療科によっては医師不足が続く可能性もあり、厚労省は夏以降に有識者会議を設け医師養成のあり方を検討する。
(中略)
医学部を新設する動きには、医療関係者から医師の余剰を懸念する声が上がる。
開業医は、いつの時代も「医師は過剰だから医学部定員減に賛成」でしょう。
需要と供給の関係で、供給側(開業医)が力を持つには供給者は少ないほうがいい。
医師会の支持を受けている議員は、医師不足(医師偏在)への真剣な取り組みに期待できません。

医学部の定員削減、政府検討 医療費膨張防ぐ(日本経済新聞)
政府は2020年度から医学部の定員を減らす検討に入った。将来の医師数が都市部などで過剰になると見込み、03年度以来17年ぶりに医学部生の削減にかじを切る。全体の定員は減らす一方で、地方の医療機関に就職する学生の枠を広げて医師不足に対応する。
地域枠とは、例えばこんな感じ。

医学部医学科「地域枠コース」について(岡山大学)
地域枠コースに入学した場合,各県から奨学金(入学料・授業料相当額及び生活費に相当する額等)が在学期間中貸与されます。この奨学金については,所定の課程を修了し医師免許取得後に,一定期間,各県が指定する医療機関に勤務すれば,返還を免除されることになっています。
(中略)
募集人員 岡山県  7人
       鳥取県  1人
       広島県  2人
       兵庫県  2人
岡山大学以外にも兵庫県の設定枠があります。

兵庫県養成医師制度について(兵庫県)
・対象大学:自治医科大学兵庫医科大学神戸大学鳥取大学、岡山大学
仮に鳥取大学に進学しても、兵庫県の病院に勤務すれば学生の負担が軽くなることになります。

逆に、進学する大学に兵庫県以外の自治体の設定しかなければ、兵庫県の病院には勤務しずらくなります。
例えば広島大学には広島と岡山の地域枠(ふるさと枠)しかありません。播磨から広島大学に進学しても、どうせなら広島か岡山で勤務した方が負担は減ります。
播磨のように医者のいない深刻な地域は、鳥取や岡山だけでなく、西日本で医学部を持つ大学全部に地域枠を持つぐらいの意気込みが必要な気がします。

兵庫県内でも偏在が激しいので、播磨の(開業医以外の)声がどれだけ反映されるのか、心もとないですが。

参考
救急医不足深刻。広畑病院、循環器病センター統合へ(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)

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