2014年05月07日

照明デザイナーという仕事をつくった人

姫路城の夜景(神戸観光壁紙写真集より)

ライトアップされた東京タワーを近くで見て、とても感動した記憶があります。
陰には照明デザイナーの努力があるんですよね。

中森じゅあん×石井幹子 対談(こころーたす)
1960年代の後半に帰国して、小さな事務所を立ち上げたときも、日本では照明デザインというものがどういうものか浸透していない時代でしたから、仕事がないんです。いろんな方に会いに行って、そのつてで建築家の方と知り合えるようになって、やっとお仕事をもらって、という感じです。
石井幹子さんは、東京タワーや姫路城などの照明デザインをされてきた照明デザイナーの第一人者。
そんな石井さんも、最初は仕事がありませんでした。
誰もやったことがない仕事だからこそ、仕事はない。
でも、ひとつひとつ丁寧に仕事して信用してもらえれば、仕事は増えていくといいます。

歴代姫路城主も見ることのなかった、ライトアップされた姫路城を見ていると、現代人がいかに贅沢させてもらっているか。
同時に、今後さらに新たな息吹を与える仕事人が現われるかもしれないと思わずにいられません。

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)文化
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