2013年03月03日

播磨の宝物。歴史的景観形成地区

斑鳩寺播磨太子町

太子町に朗報。

歴史的景観形成地区 県が太子「斑鳩」指定(YOMIURI ONLINE)
は1日、太子町鵤(いかるが)、馬場の一部にあたる「斑鳩地区」(約56ヘクタール)を、優れた景観を創造、保全する「歴史的景観形成地区」に指定した。斑鳩寺を中心とする門前町や街道沿いの街並みが評価された。
景観形成地区というのは、優れた景観を保つために県が指定した地区で、「歴史的景観形成地区」、「住宅街等景観形成地区」、「まちなか景観形成地区」、「沿道景観形成地区」などがあります。

播磨では、龍野たつの市)、室津(同市)、岩座神多可町)、高砂高砂市)、平福佐用町)、北条加西市)に次いで7箇所目。(歴史的景観形成地区)

太子町は1951年に14000人で誕生して以来、人口が増加し続け、現在は35000人。相生市(31000人)を抜き、加東市(40000人)や宍粟市(41000人)に迫る勢いで、今も伸び続けています。

2005年にできた、たつの市(龍野市、新宮町、御津町、揖保川町の合併)にも協議離脱して参加せず、姫路市への編入にも応じませんでした。孤高を守り通す姿勢には、歴史に根ざした拘りを感じます。

地元には剣豪・宮本武蔵生誕地説もあり、著作「五輪書」で海外でも有名な宮本武蔵ですから、もっと宣伝したらいいと思いますが、播磨人の宝の持ち腐れ僻健在といったところでしょう。

参考
宮本武蔵誕生の地碑・宮本武蔵公園の写真(神戸壁紙写真集)

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Posted by miki at 00:00│Comments(2)文化
この記事へのコメント
播磨鑑には宮本武蔵は揖東郡鵤ノ荘宮本村ノ産なりとあり黒田官兵衛は多可郡黒田村ノ産なりと書かれています。姫路城生まれではありません。
Posted by 大谷みつる at 2013年03月03日 14:47
大谷みつる様

コメントありがとうございます。

通説では「姫路城生まれ」なんてのを見かけます。

http://www.himeji-du.ac.jp/news/details.php?id=1445 には

黒田官兵衛(如水)(1546~1604年)は、御着の豪族・小寺氏の家老から、福岡藩52万3000石の藩祖となった大変魅力のある戦国武将です。彼は天下人に仕えた「No.2」の一方で、自らも「No.1」を狙った男、歴代姫路城主48人の中でただ一人、姫路城で生まれた姫路城主です。

(姫路獨協大学 播磨総合研究所長 大塚健洋)

なんて文章。(かなり最近の日付ですが)

いろんな説があるということでしょうか?
そうであれば、何が正しい説なのかまでは、私にもわからないし、立ち入ることも望んでいません。

一応、
姫路生まれの黒田官兵衛。再来年のNHK大河に決定(372log@姫路)
http://hime.tenkomori.tv/e302122.html
では、

「黒田官兵衛の出生に迫る 西脇で歴史家が解説(神戸新聞) - 播磨・西脇生まれだとする説もあります。」
と書いています。
Posted by miki at 2013年03月03日 17:17
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