2012年11月28日

播磨に京都を持ってくる。幻の加古川・印南野京

賀茂神社たつの市

NHK大河「平清盛」も、いよいよ佳境に入ってきました。

清盛の参拝を厳かに再現 たつの・賀茂神社(YOMIURI ONLINE)
清盛は1180年、高倉上皇らと京の都から厳島神社広島県)に向かう途中で室津に寄港。賀茂神社を参拝したとの記述が、随行者・源通親の紀行文「高倉院厳島御幸記」に残されている。
清盛は播磨に縁がありますが、加古川に都を移す案もありました。

福原行幸(wikipedia)
当初平安京と同様の条坊制による都市を建設しようとしたが、和田は平地が少なく手狭だったため、すぐにこの計画は行き詰まってしまった。そこで同じ摂津国の昆陽野(兵庫県伊丹市)、更には播磨国印南野(兵庫県加古川市)に新しい京を造営する話が持ち上がったが、どちらの話も立ち消えとなり、7月には福原をしばらく皇居とし、道路を開通させて親平氏派の一部の人々に限り宅地が与えられることになった。
福原に隣接する和田(いまの神戸市兵庫区から長田区のあたり)に碁盤の目の都を建設しようとしたけれど、狭すぎて断念。
代わりに加古川への遷都も検討したようです。もう少しで播磨に都が誕生するところだったのですが。

参考
幻の加古川首都移転構想(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)観光
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