2012年11月19日

姫路第二、今後3年間の増加分で大飯1基を上回る



この写真は、姫路市内で行われた、亥の子(いんのこ)まつり。藁と竹でつくったおみこしを小学生が担いで町内を練り歩きます。姫路では2つの地区でしか行われていないそうです。

ところで、関西電力が、LNG調達コストの低減を発表しました。

北米価格連動のLNG調達 関電、30%割安に(日本経済新聞)
関西電力は19日、北米の市場価格に連動する液化天然ガス(LNG)を2017年から調達すると発表した。
(中略)
関電は割高とされるLNG調達コストの低減につなげる。
(中略)
現時点で関電が保有するLNG火力発電所全16基の燃料として使用する。
3年後には姫路第一火力発電所の2基、姫路第二の6基がフル稼働。関西電力のLNG火力の半分は姫路で受け持つことになります。
姫路第二で、新型発電所の試運転が始まっていますが、今後3年間で127万kWの出力増が見込めるそうです。

最新の火力発電設備が試運転開始、関西電力の供給力が大幅増加(スマートジャパン)
関西電力は11か所の火力発電所を保有しており、その中で姫路第二は最大の発電能力がある。現在は4号機~6号機で合計165万kWの最大出力だが、2015年10月までに6基すべてをコンバインドサイクル方式で運転開始する予定になっている。6基を合わせると最大出力は292万kWになり、現在よりも127万kWも増加する。原子力による大飯発電所の1基分が118万kWであることから、それを上回る供給力の増加を見込めるわけだ。
原子力発電の今後は政治的混乱もあり不透明ですが、着実で地道な技術や努力を誰かが続けなければならない。その中心にいるのは「いつも姫路」とか「いつも播磨」というのは、心地いいものです。

参考
姫路の亥の子祭り(372log@姫路)
新型火力発電、試運転開始。関電の姫路依存激化(372log@姫路)
世界最高の発電効率。播磨製ガスタービンを世界へ(372log@姫路)
これまで以上に、近畿のエネルギー拠点になるかも(372log@姫路)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(企業)の記事
 パナソニック姫路、液晶生産を終了 (2019-11-21 19:34)
 回転をやめたら課題が解決し、売上2割アップ (2019-10-05 12:49)
 かんぽ生命に限らず (2019-08-08 21:57)
 中播磨、西播磨で就職を考える人のサイト (2019-07-10 21:59)
 姫路の寺田さんが島根県でパン屋を開業した結果 (2019-04-15 01:21)
 すぐ涼しい!特許技術搭載の携帯型ドライミスト「ミストポット」 (2019-04-06 00:00)

Posted by miki at 21:32│Comments(0)企業
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。