2012年07月06日

海外企業を買収する日本企業。円高で過去最多

世界地図フリーイラスト素材より

海外企業を買収する日本企業が、過去最多になりました。

海外企業買収、過去最多=業種、規模も多様化-今年上期(時事ドットコム)
2012年上期の日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)件数が、前年同期比14.9%増の262件に上ったことが3日、M&A助言会社のレコフの調査で分かった。バブル期の1990年上期(247件)を上回り、半期ベースで過去最多。人口減少や消費低迷で国内市場が縮小する中、豊富な手元資金や円高を追い風に、海外に活路を見いだそうとする動きが広がった。
国内市場が縮小しているのも一因ですが、円高が買収に有利に働いているのでしょう。

グローリー、英貨幣処理機大手の買収完了(日本経済新聞)
貨幣処理機大手のグローリーは4日、英国の貨幣処理機大手タラリス・トプコの買収が10日に完了すると発表した。
(中略)
タラリス社は金融機関向け貨幣処理機で世界シェア4割の大手で、世界規模の販売・サービス網を持つ。
姫路に本社があるグローリーも、英国の企業を買収するようです。

円高のおかげで個人は海外旅行や輸入ブランド品で、企業も買収や原材料購入で大いにメリットがあります。円高を活かすも殺すも、変化に対応できるかどうか次第の気がします。

参考
『衰退よ、サヨナラ! 再び世界を股にかける日本』(Hashigozakura) - 日本企業は国際展開を大幅に強化しているわけだ。昨年は、日本企業が国外に投じた金額が中国企業より250億ドル多かった。確かに、誰もこれに気づいていなかった。1980年代後半には衝撃的だった日本企業による買収が当たり前になっているからだ。(ブログより)
グローリーが約800億円の大型M&A、英社買収で海外展開加速(ロイター)
円高でグローバル化する日本企業(372log@姫路)
円高でチャンス。姫路の企業がヨーロッパ企業を子会社化(372log@姫路)
井戸を掘れる人間を褒めたたえる(372log@姫路) - 姫路の会社が、業界で米国2位の会社を買収しました。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)企業
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