2008年02月11日

但馬空港に国際便が飛ぶ日

但馬空港に国際便が飛ぶ日 コウノトリ但馬空港

伊丹にしか定期便が飛ばないにも関わらず、利用者増加中の但馬空港ですが、今年は国際線が就航するかも。

但馬空港の、かねてからの悲願は東京便就航で、ニーズはあるけど羽田の枠が空いてないという事情がありました。再来年に予定される羽田再拡張で虎視眈々と東京便就航を目指していますが、それより早く、国際便が就航するかもしれません。

韓星航空、6月ごろ国際線就航か(朝鮮日報)
韓星航空は、ひとまず大韓航空などが就航していない日本の地方都市向け路線を主に開発する一方、既存の航空会社に比べ半額程度の価格でサービスを提供する計画だ。

韓星航空は、いわゆる格安航空会社と呼ばれる会社です。
「大韓航空など」というのを、大韓航空とアシアナ航空と考えれば、両社が就航していない地方空港というのは限られます。
両方が就航
 成田、羽田、関西中部福岡広島
大韓航空が就航
 札幌函館青森秋田新潟小松岡山長崎大分鹿児島
アシアナ航空が就航
 那覇仙台熊本宮崎松山高松富山旭川福島米子

就航していないのは姫路の近所で言えば、伊丹、神戸、但馬、鳥取あたり。伊丹と神戸は関西空港擁護のためか極めて国際線に対して閉鎖的な政策が取られているため対象外になると考えられます。
とすれば、但馬、鳥取あたりが濃厚。
既存航空会社に比べて半額の韓国便が飛ぶのであれば、但馬や鳥取だけでなく、北近畿や岡山県北部、場合によっては姫路からでもクルマで乗り付けて利用する人が出てくるのではないでしょうか。

昨日の関西テレビ系・報道2001でも航空自由化と格安航空会社の問題を取り上げていましたが、竹村健一さんも地方の活性化にとって大変好ましいことだとおっしゃってました。
番組では、格安航空会社だからといって安全でないといったデータは無い、むしろ会社によっては安全なケースもあるなど、格安航空会社に対して極めて高い評価でした。

欧米では一般化している格安航空会社ですが、アジアはこれからといったところ。さすがに動きの早い韓国が、取り敢えず日本に仕掛けてくるようです。

われわれ利用者や、北近畿や山陰にとって、絶好のチャンスでしょうね。

参考
姫路-ケアンズ往復25000円(ひめナビブログ) - 格安航空会社ジェットスター日本就航の話題。
但馬空港を国際空港に(ひめナビブログ) - 但馬空港国際化の話題。
北近畿を東京と直接結ぼう(ひめナビブログ) - 但馬空港東京便の話題。

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)航空
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