2008年01月22日

もう一つの遺産。姫路モノレール

姫路モノレール跡(姫路市延末

外国人が姫路城に押し寄せ、観光客全体で14年ぶりに年間100万人を超える見込みとなりました。
外国人のうち最多は韓国人で、2000年度に比べて19倍に増えたとか。

姫路城の観光客、14年ぶり100万人突破へ(神戸新聞)
〇七年度の登閣者数は十二月末時点で約八十万九千人。年間約九十万人だった前年度同月比でみると、約十二万五千人増えた。月別でも前年度を下回った月はなく、このままいけば今年三月に百万人を突破する。
要因の一つに、外国人観光客の増加がある。登城口で配られる四カ国語(英語、韓国語、台湾語、北京語)のパンフレット枚数を基に外国人の登閣者を数えているが、二〇〇〇年度以降は右肩上がりに。〇七年度は十一月末時点で、登閣者全体の約16%を占める約十二万人に達した。
特に韓国人が増えており、〇六年度は約二万八千人が訪れ、二〇〇〇年度の約十九倍。

世界遺産の威力は絶大といったところでしょうか。
一方、近年は鉄道ブームであり、廃線ブーム。姫路モノレールの廃線跡も人気が上昇中のようです。

町にとけこむモノレールの廃線(エキサイトニュース)
近年、マニアの間では「廃線ブーム」のようで、ExciteBitでも廃線の話題を取り上げている。
廃線といえば、錆び付いた線路や地図上に線上の空白ができているような所がほとんどだが、「モノレールの廃線」もある。
世界遺産の姫路城と美しい大通りが町のシンボルの姫路の市街地では、いまでも多くの廃止されたモノレールの軌道が残されていて、新幹線の窓から見ることが出来る。
(中略)
山陽電車の駅ビル建設、現在のJR姫路駅の高架化工事などに伴い、撤去されたところもあるものの、「姫路市営モノレール廃線跡」はまだまだ残っているので、姫路に観光に来たときは、ぜひ思い出してあげてください。

ついでに寄るどころか、モノレールを見たくて姫路に来る方もたくさんいらっしゃいます。

姫路市営モノレール跡を巡る その1 (まっくすの駅・旅日記)
初めに私がなぜ姫路市営モノレール跡へ行きたくなったかという理由ですが、
まず1つは新幹線や在来線からチラッと見える際に以前からずっと気になっていたこと。
もう1つはたかゆきさんのブログ「大学生日記」で実際の詳細を見たことです。
たかゆきさんのブログで今現在の状態を知り、
「これは点ではなく線で廃線跡を見てみたい!」と思い、今回訪れてみました。
(中略)
実際に訪問した後の現在の感想は、高度成長期に試行錯誤しながら造られた
まさに『夢の跡の遺跡』そのものでした。
今はもう素晴らしいものを見せて頂いたという感じで、なんだか清々しい気分です。

その他、姫路モノレールについて数多くのブログ記事やサイトで溢れています。

世界遺産の街のもう一つの遺産~姫路モノレール(猫と6ペンス)
今もなおその異様を誇る姫路モノレール跡。世界遺産姫路城の街でこれはもう一つの貴重な遺産。あなたはこの光景から何を感じるだろうか?
(以下はコメントより)
姫路城だけで他はまるでノーマークの街だったのですが、
なかなかおもしろい街のようです。
また行きますよ。

姫路モノレール 夢の跡(まちかど逍遥)
姫路の駅前にモノレールの遺構があると前から聞いてはいたが
見たことがなかった。それで先日、仕事で網干へ行った時に
電車の窓から気をつけて見ていたら、あった!うわ~すごい!!
これは是非近くで見たい!!
(中略)
いや~、まちなかにこんなのがあるなんて!姫路は面白い!!

姫路モノレールは、朝日新聞で連載されている勝手に関西世界遺産でも取り上げられたことがあり、書籍化もされました

国際観光都市の秘密にも書きましたが、明治新政府は脱亜入欧政策の一環で陸軍が使用しない全国の城郭を競売にかけ、解体を進めました。姫路城は他の城と比べても超安値で落札されたのですが、解体費用が捻出できず荒れた状態で放置されました。
まさか、その後世界遺産になるとは誰も思わなかったでしょうね。

社説・県内産業遺産(宮崎日日新聞)
幕末から終戦にかけて産業発展に重要な役割を担った歴史的な工場跡や港湾、鉄道施設などに新たな価値、魅力が吹き込まれ見直されている。
これらの施設の中には当初の役目を終えたものもあるが、歴史的な意義を検証し後世に伝える過程で観光振興や地域活性化への活用が期待される。

姫路モノレールは全国的に見ても都市モノレールの先駆けであり、歴史的な意義も大きく、まさに姫路が誇る産業遺産になりうる宝物です。

姫路城が解体費用が捻出できずに残されたように、姫路モノレールも解体費用がかかることが幸いして遺産への道を歩き始めている気がします。

参考
外国人観光客急増 姫路城に年10万人(ひめナビブログ)
観光名所「モノレール遺跡」(ひめナビブログ)
姫路モノレールを展示しよう(ひめナビブログ)
28年眠り“姫” 姫路モノレール(神戸新聞)
麗しの姫路モノレール
モノレールのしおり

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この記事へのコメント
山電に乗ってても気になるんですよね、
モノレールの跡が。
昭和41年開通と言うことなので
乗ったことが絶対にあるはずなのにあまり記憶がないんですよ。
こんなことでは駄目ですね!
古い写真を捜して見ます。
Posted by 澤田 孝彦澤田 孝彦 at 2008年01月22日 08:15
澤田 孝彦さん

コメントありがとうございます。
私はかろうじて乗った記憶があります。
Posted by miki at 2008年01月22日 21:10
Yahoo@産経の記事ですが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080222-00000922-san-soci
“昭和の遺物”が鉄道マニアの聖地になる? 兵庫県姫路市は、昭和41年に東京モノレールに次いで全国2番目のモノレールとして開業し、わずか8年で廃止した「姫路モノレール」の旧手柄山駅舎の改修に新年度から着手、平成23年の完成後に一般公開することを検討する。

検討はするそうです、耐震改修次第だとは思いますが・・・。
予定通りにいけば4年後と言う事ですか。
Posted by 厚樹 at 2008年02月23日 22:43
厚樹さん

コメントありがとうございます。

姫路市の当初予算案に、緑の相談所(モノレール旧手柄山駅)の耐震・改修工事費2000万円が計上されたようです。
姫路市建設局は「どんな形で公開できるか検討していきたい」とか
(2月22日の毎日新聞姫路支局版より)
Posted by miki at 2008年02月23日 23:28
姫路市営モノレール 1般公開の日を、

教えてください。
Posted by 勇 at 2008年04月21日 20:20
姫路市営モノレール 1般公開の日を、

教えてください。
Posted by 勇 at 2008年04月21日 20:20
姫路市営モノレール 1般公開の日を、

教えてください。
Posted by 勇 at 2008年04月21日 20:20
勇さん

コメントありがとうございます。
一般公開の具体的な日は決まってないと思います。
Posted by miki at 2008年04月21日 20:55
はじめまして。
私は姫路っ子で、モノレールに乗った記憶があります。
今は姫路には住んでないんですけど、
当たり前にあったものだったんで、
こんなに注目されてるとは・・・
実家があるんで今度帰った時、まじまじ見てみよかなぁ・・・
ちなみに手柄山駅の手柄山公園にある
お城のような建物は、アメリカのディズニーランドの
シンデレラ城を参考に建築されたものらしく、
東京ディズニーランドよりももっと早くに
姫路にシンデレラ城があったことになりますね!
姫路ってなんか不思議な街ですねぇ。
Posted by coro at 2008年04月23日 10:23
coroさん

コメントありがとうございます。
来年には、白鳥城が太陽公園にできますよ。
いま、建設真っ盛り。
Posted by miki at 2008年04月23日 19:10
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