2011年12月09日

JRが駅ビル建設ラッシュ。今月、姫路駅ビルを着工

大手前通り(姫路市)

JR各社が駅ビルを次々建設しています。
京都に始まり、名古屋札幌東京博多大阪、岡山(来春開業)。
中でもJR西日本は本気度が違います。

少子高齢時代のJR駅ビル戦略 博多、大阪…次は岡山(MSN産経ニュース)
周辺地域から人を呼び込むことで新たな輸送需要を掘り起こすというビジネスモデルは、少子高齢化で輸送需要の伸びが見込みにくいJR西日本にとって、グループ全体の収益力向上の秘策となっている。
(中略)
JR西は首都圏を抱えるJR東、東海道新幹線を持つJR東海と違って、運輸収入の基盤は盤石ではない。山陽新幹線、京阪神地区の在来線は、JR西の運輸収入のそれぞれ40%ずつを占めるが、山陽新幹線の輸送量は東海道新幹線の半分以下にとどまる。
京阪神地区の在来線も並行する大手私鉄との競合で乗客の奪い合いが続くため、JR西にとっての駅ビルは、ビジネスの要になってきた。
そんな中、JR西日本が姫路駅ビルを今月着工すると発表しました。

JR姫路駅、新駅ビルは2013年開業予定 - "姫路の街の新しいランドマーク"に(マイナビニュース)
JR西日本とジェイアール西日本不動産開発はこのほど、JR姫路駅新駅ビルの着工について発表した。今年12月に着工し、開業時期は2013年を予定している。
(中略)
新駅ビルは地下1階、地上6階となり、建築面積約4,500平方メートル、延べ面積は約3万1,000平方メートルとなる。物販・飲食店舗なども設けられる予定で、JR西日本によれば、「姫路の街の新しい顔としてのランドマーク」をめざすとのこと。
JRは車内吊広告などでビルの宣伝にも熱心だし、何より民間「企業」だし。
姫路の活性化に大いに貢献してもらえるものと期待しています。

参考
JR西日本/2012年春、14階建て「岡山駅西口ビル」開業(流通ニュース)


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Posted by miki at 00:18│Comments(2)社会
この記事へのコメント
今更ではありますが最初から姫路駅東の広大な空き地に
将軍橋にあるイオンタウンをシネコン付で誘致してれば良かった
のになあと思う時があります。
道路以外に整備の進まない空き地を電車から
見るたびに少し残念な気もします。
Posted by ポンタ7 at 2011年12月14日 12:11
ポンタ7さん

コメントありがとうございます。

イオンタウンは比較的近所なので、わりと行きます。
姫路駅からの距離が微妙なので、クルマで来ている人が多いのかなと思いますが、近所から自転車などで来ている人も多いかも。
駅北にスーパーはボンマルシェなどが数店できたけど、駅南側は、かなり東よりにマックスバリュ北条店があっただけだったので、ご近所さんニーズは強かったかもしれません。

最初だけ行って、もう行ってない人もいる一方、近所を中心に、固定客はいる気がしています。
ショッピングセンターとかショッピングモールといっても、核店舗の日用品と密着したスーパー次第なのかもとも思います。特別魅力がなくても、毎日、食料品を買いにいってもいいというスーパー。

姫路駅東は、相変わらず見えてきませんが、お亡くなりになった市長が推進していた多目的ホールも、内容次第では良かったのかもしれません。

現市長も、内心、満更それも悪くないと思っていたかも知れませんが。
選挙は争点をつくらないといけませんから・・
Posted by mikimiki at 2011年12月14日 20:46
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