2011年09月28日

30年来のペンタックスユーザー

PENTAX ME

1年前にデジタル一眼を中古で買ってはや1年。その大きさから、いつでもどこでもというわけにはいきませんが、クルマで出かけるときはたいていお供に持っていっています。
バシャ!というミラー音はうるさく感じるものの、画質がいいのと広角が撮れるのでいいですね。

フィルム式の一眼レフを過去に一度だけ買ったことがあります。それは中学生のとき。
そのときも現在と同じ、ペンタックスでした。
当時、ペンタックスは旭光学工業という会社がつくっていて、カメラ事業は一眼レフ専業でした。
そもそも、日本で初めて一眼レフをつくったのが旭光学工業です。

一眼レフはレンズ交換ができるのが最大の特徴です。しかしどのメーカーのものでも装着できるかというとそうではありません。
とくに昔は、カメラメーカー毎にマウント(レンズとカメラの接続機構)は異なっていました。

ペンタックスは当初Sマウントを採用していましたが、全面的にKマウントに移行するに伴い、シェアを落としました。
その反省からか、それ以降、基本的にはマウントを変えていません。私が中学生のときに買ったKマウントのレンズが、30年以上経った今でも最近のデジタル一眼レフで使えます。

その後、ペンタックスはHOYAに買収され、さらに来月からは、リコーに事業譲渡される予定。

リコー、HOYAからペンタックスのデジタルカメラ事業を買収(デジカメWatch)
リコーが買収するのは、PENTAXイメージング・システム事業が手がけているデジタルカメラ、交換レンズ、デジタルカメラアクセサリー、セキュリティカメラ関連製品、双眼鏡など光学製品の開発、製造、販売事業。
(中略)
リコーは、ペンタックスの持つ小型軽量のレンズ交換式カメラ技術やレンズ技術、また販売チャネルなどを必要としており、デジタルカメラ事業の強化と写真の活用に関する付加価値サービスの創出を目指す。
中学生のとき、友人はリコーの一眼レフを購入したのですが、当時、リコーの一眼レフはペンタックスと同じKマウント方式でした。

リコー XR-1 / XR-2 35mmフォーカルプレンシャッター一眼レフ(リコー)
マウントは旭光学との友好関係に基づいてアサヒペンタックスの新マウント「Kマウント」と共通規格とした。一眼レフマウントの共通化は業界はじめてであり、大きな話題となった。
かつて共通マウントで一眼レフ市場にチャレンジした2社が、再びタッグを組んで、ニコンキヤノンがほぼ独占するデジタル一眼レフ市場に挑むことになります。

参考
女性に人気。デジタル一眼(372log@姫路)


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Posted by miki at 00:00│Comments(2)企業
この記事へのコメント
なつかしい…我が家にはリコーのXR-1がありました。
AFカメラもありましたけど、天体撮影(専ら固定撮影)だとマニュアルの方が都合がよかったので、少年時代に時々使っていました。
多分捨ててはいないと思うので、今でも生家を探せばあると思うのですが。

そういえば、ペンタックスも小型ミラーレスの波には逆らえず、ペンタックスQ(Kマウントと非互換)を出しましたね。QシステムでKマウントのレンズを使えるようにするレンズマウントアダプターを検討してはいるようですが、未定とのことです。
Posted by たー at 2011年09月30日 04:07
たーさん

コメントありがとうございます。

ペンタックスは過去に auto110というコンパクトな一眼レフカメラを出したことがあって、当然マウントもKマウントでは無かったのですが
それがその後、Kと連携をとったりはしなかったと思うので
ペンタックスQも同じように見ていました。
Posted by mikimiki at 2011年09月30日 20:24
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