2011年09月14日

村社会・播磨がブランドをつくる

ボンマルシェ・大手前店姫路市綿町

姫路の中心地に、姫路ひろめ市場という市場がありました。8年前に鳴り物入りで開業したものの、わずか1年半で閉店に追い込まれました。(現在は1階がボンマルシェというスーパーになっています)

高知ひろめ市場を成功させ、姫路ひろめ市場も手がけた岩目さんというかたが、姫路の「村社会」を切実に感じたと書いてらっしゃいます。

姫路ひろめ市場 期待と失望-4(岩目一郎ドットコム)
まさに姫路は井の中の蛙!外部の情報を取り入れず、近所・近場で物事を作り上げる「村社会なんだ」ということを切実に感じました。(ある意味、高知より田舎!)
一方、大阪出身で長らく神戸大学で教鞭をとられていた甲南大加護野さんが、10年前、たつの市に全国的に有名なブランドが3つもあることを知り、いろいろ理由を考えたという記事がありました。

醤油、そうめん、皮革で全国区! たつの市はなぜ豊かなのか(経営サミット)
この町の3つの産業の第一は醤油、第二は手延べそうめん、最後は皮革、なめし革である。
(中略)
なぜこれほど小さな町に3つもの産業が発展したのか、以前から疑問であった。
加護野さんは、たつのという人口の少ない小さな町では目が届きやすく、「地域社会による密着型ガバナンス」が品質を高めているのだと言っています。
周りから監視されているということを知っていると、それだけで手抜きができなくなるという効果のほうが大きいかもしれない。まさに壁に耳あり、障子に目ありである。
醤油はともかく揖保の糸や皮革は人口50万の姫路市にとっても特産品なので、やや説得力に欠ける気がします。

町の規模云々よりも、むしろ播磨に強固な村社会が残っていることが大きいのではないでしょうか。
播磨で生まれ、育ち、一生をこの辺で過ごす人が多ければ、手抜きで信用を失うことが割りに合わないと考える。そういうガバナンス(統制)が働くのだと思います。

信用を大事にするという意味で、前出・岩目さんの言う「近所・近場で物事を作り上げる・村社会」が全国ブランドを生み出していると考えれば、村社会は播磨の大いなる強みになる気がします。

参考
旧ひろめ市場・静かに再開(372log@姫路)
老舗スーパーマーケットが、ひろめ市場跡に進出(372log@姫路)
店の性格を勘違いしていた ひろめ市場破産申請(372log@姫路)


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この記事へのコメント
以前は姫路中心部即ち城下町内にすべてが有った。市役所、裁判所、法務局、警察署、各種医院等々。それが外部に出てしまい、人口10万人町の規模といわれる姫路中心部。次々合併して人口数は増えたがそれらの地区は独自の田舎村的行動を残していて、全市一体とはならず、かと言ってそれらの地区も白浜とかを除いては大きな力はない。各施設が外に出たため、周りから監視されているという緊張感がなくそれぞれバラバラに行動してオ-ル姫路になってなく、かといって、城下町内のみでは外部も過去のように城下町中心地を崇めてはいない。私は城下町の姫路とそれ以外の姫路市は元々の歴史が違うので分けて考えるべきだと思います。そして中心部で新しい動きが有ったら、外部も全市的に応援して、その逆の場合は城下町中心部も全市的に応援する、おたがいにシカトしていてはいけない。中心部も過ってのようなブラックホ-ルのような力を復活しなければいけない。
Posted by 大谷 充 at 2011年09月15日 10:02
大谷 充さん

コメントありがとうございます。
Posted by miki at 2011年09月16日 01:43
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