2011年05月28日

大規模太陽光発電所を米子に。鳥取県が提案

米子市

関西広域連合に参加する鳥取県が、米子の崎津団地周辺を提案しています。

太陽光発電所を米子に誘致へ 平井知事表明(日本海新聞)
鳥取県が大規模太陽光発電所(メガソーラー)の米子市への誘致を表明した。実現すれば一般家庭5600世帯分の電力が賄える2万キロワットの発電が可能となるメガソーラー。26日に開かれた関西広域連合委員会では、平井伸治知事ソフトバンクの孫正義社長に直接、すぐにでも着工できる場所として同市の崎津団地の存在を伝え、孫氏から「非常に魅力的な場所」と前向きな感想を引き出した。
(中略)
同社広報室は「鳥取県以外の道府県からも用地の提案はあった」とした上で、「メガソーラーを建設するのに見合った場所かどうか、今後、見定める必要がある。ある程度まとまった土地で、転用がスムーズに進むことが選定要件となる」と説明。
関西広域連合長の兵庫県知事は、「適地はたくさんある」とのこと。

関西府県の広域連合、新エネルギー普及促進(日本経済新聞)
井戸敏三連合長(兵庫県知事)は「(メガソーラーの)適地はたくさんある。具体的な立地場所や採算性を協議する」と話した。
なかなかテンポのある話で気持ちがいいですね。

参考
孫正義ソフトバンク社長が、太陽光発電所の建設提案(372log@姫路)


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Posted by miki at 06:58│Comments(2)政治
この記事へのコメント
広大な地域が容易に確保できるという意味では適しているでしょうが、太陽光発電施設として効率がよいのは瀬戸内海型気候のように晴天の多い地域で、風雪の日が多い山陰の地域は後者の点ではあまり適しているとはいえないでしょうね。
たとえば、日照時間(H17年)は鳥取市の1696時間に対して、神戸市の2036時間、和歌山市の2071時間、大阪市の2098時間と、年間300~400時間ほど発電状態がよいことになります。


太陽光発電ももちろんいいのですが、地熱発電(九州と東北で容易)やマイクロ水力発電、あと南北に海のある兵庫県だと洋上風力発電や潮力を移用した発電なども有望だと思います。例えば北九州市が関門海峡では潮流発電を検討しているそうですが、兵庫県にも鳴門海峡や紀伊水道、明石海峡などの潮流の強い場所がありますね。

なお、風力も有望ですが、地上ではバードストライクや低周波などの問題があって、なかなか難しいようです。
そういえば、播磨では宍粟市と朝来市の間に大規模な風力発電所を作る話がありましたけど、希少な野鳥の生息が問題になっていたと思いますが、結局、とん挫したのでしょうか。
Posted by たー at 2011年06月02日 03:18
たーさん

コメントありがとうございます。
自然エネルギーの再見直しにより、いろいろな可能性がありそうです。
Posted by miki at 2011年06月03日 16:48
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