2011年03月09日

空港が足りない? 海外航空会社が続々と日本進出

春秋航空

海外の格安航空会社が、これまで以上に日本市場に前向きになってきました。

「20路線以上計画」―春秋航空、高松就航で日本市場開拓加速へ(サーチナ)
昨年9月に茨城上海線を就航して話題を呼んだ上海の航空会社、春秋航空が先日、3月末に高松―上海線を就航することを発表した。同社では高松線の就航を足がかりに日本市場開拓を加速し、長期的には20路線以上を就航させる計画であることを明らかにした。
(中略)
同社が日本路線を重視している主な理由ついて、同社のスポークスマンは「日本の現地自治体が春秋航空の引き入れを重視していること」「茨城路線就航による市場効果が良好であること」の2点を挙げた。
かねてより、茨城空港絶好調。覚醒する関東人茨城-神戸に定期便。日本の空を変える第一歩などで、茨城空港が日本の空を変えると主張してきましたが、正に現実のものとなってきました。

さらに昨日のニュース。

海外の格安航空2社、国内線への参入を計画(YOMIURI ONLINE)
大手格安航空会社(LCC)である豪州のジェットスター航空グループと中国の春秋航空が、日本の国内線への参入を計画していることが7日、明らかになった。
(中略)
両社は圧倒的な低運賃で国内路線に参入すれば、需要を掘り起こせるとみている。
欧米では一般的な本格的な格安航空が、日本の国内線にもついに登場する見通しとなりました。

もっと空港が必要。少なくとも、凍結している空港計画は直ちに凍結解除し、建設再開すべきです。

参考
関西の空港不足深刻。全日空予測で関空需要が1.5倍に(372log@姫路)
航空産業は成長産業。アジアが世界最大の旅行市場に(372log@姫路)
空港が足りない(372log@姫路)
世界の空港 - フランス136、英国124、ドイツ100に対し、日本は92しかありません。英国のように英仏海峡トンネルもない日本が、東アジア共同体と言うなら、せめて英国以上の空港を整備するのは最低条件でしょう。


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Posted by miki at 00:00│Comments(2)航空
この記事へのコメント
 地方の空港は、一日の離発着回数が100回に満たない(年間で36500回に満たない)空港が大多数を占めるので、外国のLCCが多く飛来しても空港が足りなくなることはありません。

 逆に、一日の離発着回数が300回を超えているにもかかわらず滑走路が一本しかないような一部の地方の空港では、外国のLCCが多数飛来した時にはパンクするおそれがあるので拡張整備が必要になるでしょう。具体には福岡や那覇です。
Posted by OSA at 2011年03月09日 22:44
OSAさん

コメントありがとうございます。
Posted by miki at 2011年03月09日 23:48
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