2005年07月05日

少子高齢化で姫路が忙しくなる?



子どもの数が減って高齢者が増えています。赤ん坊の数も減りますから、紙オムツは売れなくなっていくのかと思ったら、そうでもないようです。

日本衛生材料工業連合会の予測では、子ども用紙オムツは減少するものの、大人用紙オムツは増加を続け、2008年には2003年比1.23倍になるそうです。

ところで、紙オムツはどうしてオシッコが漏れないのでしょうか?
秘密は、高吸水性樹脂という、水分を瞬間的に吸収してしまう素材にあります。(姫路科学館3Fの「おもしろ実験」で、ときどき紹介されています)

この魔法のような素材「高吸水性樹脂」を生産している会社が姫路にあります。日本触媒姫路製造所です。海外にも工場を造って、世界の高吸水性樹脂の4分の1は日本触媒製とか。さらに姫路製造所も増強するようです。

日本触媒、姫路で高吸水性樹脂3万トン増設 (化学工業日報)

日本触媒は、高吸水性樹脂(SAP)の生産体制を強化する。同社・姫路製造所(兵庫県姫路市)に約30億円を投資して、年産3万トンの製造プラントを増設する。すでに着工しており、来年央ごろまでに稼働する予定。同社は今年春、中国でSAPの新工場を立ち上げたほか、欧州でも今年末に年3万トンの増設を計画しており、これら一連の投資によって、同社グループの総生産能力は同35万トンに拡大する。

高齢化でビジネスチャンス増大ですね。

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Posted by miki at 00:15│Comments(0)企業
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