2007年10月26日

安富のプロジェクトX。おっちゃん、おばちゃんは立ち上がった!

安富のプロジェクトX。おっちゃん、おばちゃんは立ち上がった! ゆず大福

姫路市の安富地区(旧 安富町)は、水田のうち5、6割が険しい山の棚田で、休耕田が多くありました。16年前からこうした休耕田を活用するため、ユズの栽培に着手。立地条件が悪い反面、日当たりは良いという利点を生かし産地づくりに取り組んできました。口コミで広がった安富ユズの人気で、このたび、悲願の新しい加工所が完成する運びとなりました。

加工所来月完成、ユズ冷菓作りへ/姫路市の安富組合【近畿】(日本農業新聞)
ユズを使った加工品を販売する、兵庫県姫路市安富町の農事組合法人「安富ゆず組合」の新しい加工施設が、11月早々に完成する。念願の自前の加工場で、アイスクリームなどの新商品を開発するほか、直売コーナーも設ける。「新施設の誕生は産地の後継者づくりにもつながる」(同組合)と期待している。
同組合は組合員52人で、2005年に法人化した。約5ヘクタールでユズを栽培し、「ゆずしろっぷ」や「ゆず大福」「ゆずだれ」など10種類ほどの加工品を販売する。これらの商品は、JA兵庫西の倉庫を改修した工房で生産している。商品の種類が増え、生産量も多くなっていることから、新しい加工場を建設することにした。

姫路にはネタがあっても錆びている例が多い中、まったく何もないところからチャレンジした安富のおっちゃん、おばちゃんに見習うべき点がたくさんありそうです。

参考
特産のゆずを使った商品の開発 [兵庫県](近畿農政局兵庫農政事務所姫路統計・情報センター) - 現在、口コミで評判が広まり、生産が追いつかない状況にあり、材料確保のため、ゆずの新規植栽に力を入れている。将来的には、町内の全ての樹園地を同組合の管理下におき、一大産地として品質管理を徹底した栽培を行う構想がある。(記事より)
加工品で有利販売~姫路市(農業共済新聞) - 新商品のゆず茶をはじめ、マーマレード・ポン酢など7種類の加工品を手がけ、地元の商店や神戸の東急ハンズなどに販売。徐々に安富産ユズの加工品が消費者に認知され、マーマレードは「ひょうごブランド商品」の認証商品にもなった。(記事より)
安富ゆず物語(播磨の宝蔵) - ゆず製品をネットで購入できます。

安富のプロジェクトX。おっちゃん、おばちゃんは立ち上がった! ← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(食べ物)の記事
 インパクトが無ければ生き残れないから、ジャンボ餃子 (2020-01-11 19:09)
 カフェのような吉野家 (2019-12-28 19:31)
 初の一番搾り版、播州秋祭り缶 (2019-09-13 07:06)
 令和でもやってるのか。ぬかるみ焼き (2019-08-11 08:50)
 姫路でスイーツ甲子園、西日本大会開催 (2019-08-03 01:35)
 酒は百薬の長ではない (2019-06-29 00:37)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)食べ物
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。