2006年08月28日

遠からず無くなる兵庫県

 兵庫県のサイト

安倍氏、道州制に意欲 新幹線延伸に前向き(イザ!)によると、自民党総裁候補の安部氏は、道州制導入に積極的だそうです。

道州制導入というと、何か大変なことのように思いますが、要するに身近なところでは、「兵庫県が無くなる」のです。ぶっちゃけて言ってしまえば、兵庫県が無くなって困ることはほとんど無く、姫路市内にある県立高校が姫路市立高校に変わるぐらいなので、日常生活に影響はありません。現在の区割案から行けば、姫路市は近畿州に属すので、県庁が神戸から大阪に集約されるイメージで、感覚的にも何ら変化はありません。いまでも神戸と大阪は阪神地区(もと摂津国)ということで一体化していますから。

この機会に、県立大学を姫路に統合再編して姫路市立大学に、県立武道館歴史博物館こどもの館を姫路市立武道館、市立歴史博物館、市立こどもの館にすることを考え、有効活用していけばいいと思います。

それにしても、なぜ県が無くなる事にこれほど抵抗感がないのでしょうか。

近代姫路の財界・政界(姫路商工会議所報)より
明治政府が、明治維新の後に新しい領域の秩序といったものを、これはもっぱら税金を取ることが一つの大きな目的ですが、県境を設けるようになります。しかし、県境は、今私たちが個人の力では何ともしようのないような、そういうものとして線があるわけですが、実は明治政府が引いた線引きは、非常に経済利害に基づいて引かれた側面が大変強い。言い方を変えれば、それ以前の伝統的な秩序を無視して線を引いているところがあります。
今の兵庫県が実際につくられたのは明治9年の地域の大統合ですが、その前の明治4年の廃藩置県は、クーデターのようなもので、ある晩、突然、明治天皇の命令によって実施されるという、大胆な、合意を得ないクーデター的な形で統一がなされていきます。

もともと伝統的な秩序を無視して線を引いているだけなので、それが無くなる事に、何の違和感もあるはずがありません。
平成の市町村合併があっけなく進んだように、道州制(=県の廃止)もあっけなく進むと思います。来月始まる兵庫国体も、最期の兵庫国体になるんでしょうね。

参考
道州制導入に意欲 安倍官房長官(asahi.com) - 総裁選では、麻生外相も道州制導入を政権公約に掲げている。
(記事より)
兵庫県知事が道州制に反対する理由(ひめナビブログ) - 県の廃止で失業するはずの県知事ですら、一部を除いてみんな賛成。

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