2010年07月25日

道路より空港整備を。空飛ぶ自動車、1年半後に出荷開始

鶉野飛行場跡(播磨加西市

電気自動車の次は、やはり「空飛ぶ自動車」でしょう。

「空飛ぶ自動車」実用化へ前進、米航空局の規制をクリア(CNN.co.jp)
米テラフュジア(本社マサチューセッツ州)が開発した小型軽量機の「トランジション・ローダブル・エアクラフト」は、着陸した状態で翼を折り畳むと自動車に変身する。
(中略)
今後FAAの認可を経て米高速道路交通安全局(NHTSA)の検査に合格すれば生産を開始する。想定小売価格は19万4000ドル。1年半後をめどに出荷を開始する見通しだという。
多くの離島を有し、また首都圏に人口が偏在する日本にはまさにうってつけ。マイカーが空を飛ぶことができれば、離島でも山の中でも好きなところに住んで、そこから通勤すればいいですよね。
安い土地をタダ同然で買って家を建て、浮いたお金で空飛ぶ自動車を買えば、ペイするのではないでしょうか。

問題は通勤先の近くに着陸できるかですが・・
ともかく、これ以上高速道路をたくさんつくるんじゃなくて、滑走路をいっぱい造ったほうがいい気がします。

参考
播磨に現存する滑走路。整備が急務(372log@姫路)
大人気「ホンダジェット」。航空機もマイカーの時代(372log@姫路)


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Posted by miki at 00:00│Comments(2)航空
この記事へのコメント
これ、カテゴリーはエクスペリメンタルですよね?
アメリカでも昼間のVFRしか出来ないし、日本じゃそもそもクロスカントリーできないですよ?
かりにクロスカントリー出来たとして毎回通勤のたびにフライトプランだせないですよ。
10キロおきに事前申請なしに降りられる空港があれば別ですが(笑)
VFRだから晴天の日の昼しか飛べませんし。

まぁ博学なmikiさんは、無論ご承知で「夢」として書いておられると思いますが、本気にする人がいたら困るから老婆心まで。
Posted by 飛丸 at 2010年07月25日 02:26
飛丸さん

コメントありがとうございます。

制度設備面で難しいのか、同類の通勤車そのものが技術的に難しいのか、博学ではないので、わかりません。
でも、夢と言いきるほど不可能にも思えないのです。

ただ、1年半後に、通勤車としてすぐに使用できると勘違いされるおそれのあるかたがいると判断され、警告の意味でコメントいただいたことには感謝します。

実は、「今度クルマ買い換えるなら電気自動車にすれば?」とある人に言われました。
「そんなこといったって、今車を停めているところにコンセントはないし、工事するにも借家だし、そんな簡単に電気自動車になんて変えられないよ」と言ったところ、「それもそうだね。そんなこと全然考えなかった」と。
世の中には1年後に電気自動車が発売されるというと、「今度車を変える人は、みんな電気自動車に換えるんだ」と思い込むような人もいるんだなぁと考えていたところでした。

電気自動車が販売されるということと、電気自動車を便利に乗ることができる、ほとんどの人がガソリン車をやめて電気自動車に変えるということは、隔たりが大きいと思うのですが、そうは思わない人もいる。
しかし、電気自動車に乗ることそのものを夢だという状況にはない。
いまそんなところまで来ています。

空飛ぶ通勤車は、その手前ではありますが、「夢」の場所からやや降りてきたという感じがしています。
Posted by mikimiki at 2010年07月25日 22:02
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