2005年05月02日

朝日新聞2題

都市再生の先進国ドイツ(ミュンヘン

昨日の朝日新聞を見て、朝日もたまには役立つことを書いているなぁと思いました。社説「郊外から街中へ」、シリーズ社会保障「高齢化 都市ほど急ピッチ」の2つの記事です。

「郊外から街中へ」では、山形県鶴岡市が4年前から市街地に集住する方向性を明確に打ち出していることを紹介。国も郊外型大型店の規制など「コンパクトな街づくり」への方向転換をはじめたとのこと。
英独では日本より30年早く、郊外から撤退し中心に住民を集める都市再生の作戦が始まったとしています。

「高齢化 都市ほど急ピッチ」では、埼玉は島根の半分の割合の高齢者しかいないが、20年後には同じ比率になり、福祉施設やサービス不足が問題化している点を取り上げています。
団塊の世代の多くが地方から都会に就職、まもなく定年を迎えます。今後、埼玉、千葉、神奈川、大阪などで福祉に対する財政負担が重くなり自治体によっては増税が行われるだろうとのこと。

岐阜市のまちなかに、

地方都市の中心部での生活ってすごくいいんじゃない?とか思い始めました。特に、岐阜市くらいの規模だと大概のものが揃いますし、商業地域自体はコンパクトにまとまりますし、生活しやすそうな気がします。

という意見が載っています。
地方都市の街中生活という視点は、高齢化問題を嫌う都市生活者も含めて、今後ますます注目されるでしょう。

参考
地方でも都心回帰
Uターンが増加
ニュータウンの今後 都会の郊外について書いてます

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