2005年06月24日

播磨空港は必要



新播磨空港研究会(座長:吉川和広京大名誉教授)が、今年3月に播磨空港の必要性について報告しています

[播磨空港に必要な基本機能]

羽田や地方都市とを結ぶ定期路線と、中国・台湾等近距離国際チャーター運航による旅客輸送。

2 (一般的に)現在旅客以上の伸びを示している、航空貨物輸送。

[播磨空港が必要な主な理由]

1 学術研究都市として播磨が東アジアにおける先端科学技術研究の拠点として位置付けられるため、国内外からアクセス利便性の高い地域にする必要がある。

2 播磨の空輸型業種の集積を活かし、学術研究と連携した先端産業都市としてのまちづくりをするため、荷主の多様で高度なニーズに応える物流環境を整えることが重要。

3 観光都市として、アジアの観光爆発を睨んだ情報発信の強化やアジアからの誘客を積極的に推進。播磨を広域観光ルートの起終点とし、滞在型観光地への転換を図る必要がある。

航空の専門家や自治体首長(姫路市、龍野市等)、民間人(神姫バス社長)もメンバーに入っていて、概ねまともで常識的な報告だと思います。
ただ気になるのは、「播磨地域190万人」という言葉をどう言う意味で使っているのかです。メンバーにもオブザーバーにも東播磨の首長が入っていませんが、神戸空港の開港とともに、播磨空港は基本的に西播磨空港と捉えたほうがわかりやすくなります。東播磨地域の利用も見込めますが、あくまで一部であって、西播磨(および中播磨)と東播磨の温度差はかなりあると思われます。
「190万人」という数値を持ち出すと、数字を都合よく引用しているだけのように見えて、かえって説得力が落ちます。
報告書の中に、50万都市(姫路市)だと100万人程度の利用が一般的だという説明が出てきます。今後、需要予測等をするときには、こういう地に足のついたデータのみを使ってほしいと思います。

従順な(?)神戸市民なら建設のごり押しも可能かもしれませんが、播磨ではそうもいかないでしょう。不信感は致命的です。

参考
金が無いから飛行機を使う
姫路市交通計画課・播磨空港関係

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