2006年01月05日

郊外型ショッピングセンター周辺を育てる

姫路リバーシティ(姫路市飾磨区)

近所(姫路市玉手)で住宅火災が発生し、小学生(荒川勝原小学校生を含む)が行方不明になっています。(asahi.comの記事)5人の遺体を確認中とのことですが、年頭の惨事に対しお悔やみ申し上げます。

さて私は一昨日、新春を迎えたばかりの姫路リバーシティに行きました。1993年に開業、核店舗ジャスコトイザラスなどを中心とした西日本最大級のショッピングセンターです。元旦から営業していたみたいですが、3日目でも大変な人出。周辺の道路も訪れるクルマで渋滞していました。
郊外店は我々のようにクルマで行ける人はいいのですが、交通弱者と言われる人にはつらい。ただ、姫路リバーシティは山陽飾磨駅から歩いて10分程度で行くことができますし、飾磨駅は姫路駅から直通特急で1駅(4分・180円)。ちなみにイトーヨーカドー広畑店山陽夢前川駅前、イオン姫路大津ショッピングセンターは徒歩圏内にJR新駅(仮称:播磨勝原駅)ができる予定です。

姫路リバーシティ閉鎖(移転?)の噂がありましたが、周辺地域のことを考えると現在地で存続して欲しい気がします。まちづくりの観点から、山陽飾磨駅とリバーシティ間の一体開発のようなデザインが描けないものでしょうか? ただ、前提としてイオンがこの地を撤退しないことが条件になります。
確かに短期的市場原理、効率化の原則からいけば、商業施設が集積してくると地価が上がり(または下がりにくくなり)、周辺土地を買い増して増床しにくいから、新たに安い土地を買って移転したほうがコストが安くなり売上げや利益も拡大するでしょう。

しかし、残された街に住む人はたまりません。新しくショッピングセンターができる土地の人だって、いつどこかに移転してしまうかわからないのでは、周辺にも街の集積ができません。大手資本が造る街は、所詮、つくりもので出来合いの街でしかありません。

ヨーカ堂、店舗閉鎖を一部撤回・出店規制強化で転換(NIKKEI NET)
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セブン&アイ・ホールディングス傘下の大手スーパー、イトーヨーカ堂は2009年2月期末までに30店閉鎖する計画を見直し、閉鎖店舗数を20店程度に減らす。政府が昨年末、郊外への出店規制を07年以降、大幅に強化する方針を打ち出したことに対応するため、既存店として残して活用する必要性が高まったと判断した。
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政府が中心市街地の空洞化を懸念して郊外の新規出店を規制したため、スーパー業界が既存郊外店を守りに入るというニュース。何せ、地方都市の郊外店は売上げ維持の生命線ですから、当然でしょう。一般的に、地方都市生活者はクルマで郊外のショッピングセンター、郊外店で買い物をするほうが、中心街にわざわざ出かけるより便利です。

現在ある郊外店をいかに守り、その周辺地域も含めて成長させていくか。それは中心市街地と同様に重要な問題で、政府の規制は、そのよいきっかけになると思います。

参考
新規出店で既存店がなくなり、撤退で誰もいなくなる(372log@姫路)
大型店はマチナカへ。兵庫県が郊外出店規制(372log@姫路)
ジャスコ飾磨店、不振で閉店へ 来年2月末めど (神戸新聞) - マックスバリュにしたら十分ニーズはあると思われます。リバーシティの西側にある銀ビル西飾磨店は、結構人が来ている気がします。日常的な買い物を、わざわざ混雑する大きなショッピングセンターで買いたいと思う人ばかりではありませんから。

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