2007年12月19日

早くも姫路市長が新年の抱負

うちは毎日新聞を取っているのですが、早くも姫路市長の新年の抱負を、日刊紙に記事として載せるんだなぁと、ちょっとびっくりしました。これって毎年なんでしょうか?

石見・姫路市長:都市整備、市役所改革を推進--「新年の抱負」 /兵庫(毎日jp)
●08年4、5月に開催される姫路菓子博を盛り上げ、姫路の知名度やイメージアップを図る
●08年秋のJR姫新線と同播但線の高架化に伴い、大手前通りを含めた駅前整備や新駅ビル建設などの都市整備を推進する
播磨臨海地域道路スプリング8などを有効活用し、姫路を核として人や物の交流を支える
●成果を上げている地域夢プランなど市民が主役の街づくりを推進する
行財政改革などの市役所改革を引き続き進める
来年は姫路菓子博があるし、姫路城築城400年という節目の年ですが、現実的で地味な抱負ですね。誰が市長やってても言いそうな項目が並んでます。市役所改革にしても、せめて「コスト半減、サービス2倍」ぐらいの表現をして欲しい。10%コスト削減などというのは、改善であっても改革とは言わないですよね。

松下幸之助さんは、カラーテレビの値段を「2割下げろ」じゃなくて、「半分にしろ」と言ったそうです。2割なら、いままでの仕組みの中で努力すればできる、つまり「改善」で何とかできる。しかし、半分にしようと思ったら、今までの仕組みの延長ではできない。新たな発想、新機軸が必要になる。そこに改革の必要性、動機が生まれる。トップに求められるのはそういうことです。

初出馬のときは「姫路を変えよう」という旗があちこちになびいていた記憶があるのですが、堀川前市長(故人)が意欲を示していた多目的ドームの建設が凍結になったぐらいで、大して変わらなかったんじゃないかという気もします。

市会議員は世代交代が結構進んでる気もするので、次期選挙の時には市長も世代交代を・・

でも、なる人がいないんですよね。会社経営者が出馬しかけて、取り下げたというのはありましたが、取り下げずにオープンに争って欲しかったと思います。

50万・中核市で無風選挙はないでしょうに。

参考
シュンペーター - シュンペーター的創造的破壊とは、革新的企業家による新機軸(技術核心、イノベーション)によって古い均衡が破壊され、新たな経済成長のパターンが創出されることをさす。


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Posted by miki at 00:00│Comments(0)政治
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