2006年03月15日
事務所の鍵を持って駅をうろつく

大阪府池田市、阪急電鉄などの非接触ICカード「PiTaPa」で入退室管理(nikkeibp.jp)
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池田市役所は個人情報保護対策として11月17日から庁舎の各フロアの部屋の扉にロックを設置した。職員がPiTaPaをロック機器にかざしてロックを解除する。導入費用は800万円。「通常のICカードだと1枚2000円程度。PiTaPaを使えばカード発行の費用が省ける」。
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800万円もかけるなら他にも手段があると思うのですが、へたにPiTaPaカードで解錠するようにしたために、事務所の扉の鍵を持って駅をうろつくことになり、結果として不用心な状態になっていると思います。
週末に駅でPiTaPaを落としてそのまま気づかず帰宅、翌週に気づいたら?
それでも、これよりマシかもしれません。
Suicaに新しい機能、「社員証Suica」ご利用開始(JR東日本)
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この社員証Suicaは、三菱電機株式会社本社が入居する東京ビルディングの入退館管理システムに対応しており、同ビルの入館証としての役割も合わせ持っています。
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普通、駅で鍵を拾っても、どこの鍵だかわかりませんが、この場合、どこの会社の鍵か一目でわかってしまいます。おそらくビルの入り口に警備員がいるとは思うのですが、一旦中に入れてしまえたら自由自在。
事務所の鍵を持って駅をうろつくのは、やはり不用心な気がします。
いろいろ考えてあるとは思うし、事務所に24時間365日の紛失サポート体制がとられているとは思うのですが、そもそも建物の中で使う鍵は建物の中で管理し、下手に持ち出さないほうが安心。交通系ICカードと事務所の鍵を安易に共通にするのは避けた方が無難な気がします。
参考
なぜ人はパスポートを持ち歩かないか(372log@姫路)

Posted by miki at 00:57│Comments(1)
│IT
この記事へのコメント
最近は入退室管理の関係で、ここにIDカードを持たせていることが多いですので、管理区に日常的に入室しない人でも、結局、出勤時には持ち歩く羽目になります。
ですから、交通系のICカードと同じにしてもしなくても一緒です。
なぜ人はパスポートを持ち歩かないかに「大事なものはしまっておく」というのが庶民の感覚ともかかれていますが、タンス保管されたクレジットカードの盗難、スキミング非害は、明細が届くまでわかりませんので被害を拡大しています。
ですので、大切なものは、日常的に使うものであることが望ましいとも言える訳で、SFカードのように毎日利用するものに紐付けしてしまう方法も在りだという事になります。
毎日使うわけですから、手元になければ気が付くでしょう?
Posted by ぱーせく at 2006年08月29日 15:17