2004年11月18日

ニュータウンの今後

雨の西神中央駅

所用で、神戸市西区の中心部である西神中央に行きました。ここは同じ神戸市の三宮からだと地下鉄で29分かかります。三宮から29分と言えば、加古川とほぼ同じ。しかし、加古川が海沿いの平坦地なのに比べると、西神中央は険しい山岳地帯を切り開いて造った造成地という違いがあります。
市町村分割案でも書いたように、神戸市は旧播磨国(垂水区と西区)、旧摂津国(その他)の2つの国に跨っているため、旧国境である須磨浦付近は鉄道・道路が海岸付近を並んで走っています。
しかし、神戸の地下鉄は地形を全く無視して一直線にトンネルを掘り、旧国境を突っ切っています。それは、明治以来、神戸が行ってきた自然への挑戦を象徴するかのようです。

西神中央は住宅地が多くありますが、起伏が激しい丘陵地の連続です。例えば中央区であれば、東西に歩けば坂道を避けることができますが、西神中央付近では、どちらの方角に歩いても坂道があるため、とても歩いて快適に暮らせる環境ではありません。昔からの集落はほとんど見当たらず、人工的で、良くも悪くも人間臭さのない、いわゆるニュータウンです。

高齢化するニュータウンにあるように、現在、日本全国のニュータウンが高齢化に苦しんでいます。
東京の多摩ニュータウンでは7年間で倍増の9.6%、大阪の千里ニュータウンでも10年間で倍増の18%を突破しているそうです。
ニュータウンでは通常の倍の速さで高齢化が進み、特に戸建て住宅等では高齢化率20〜30%とか。

今後は大規模なニュータウン開発はなくなって行くと思いますが、西神などにいま住んでいるかたがたは、10年も経てば、確実に高齢化問題にぶつかると思われます。その時、あの起伏の激しい坂道と戦わざるを得ません。

ベッドタウンの危機感/立ち上がった住民の模索によれば、
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年齢構成のアンバランスによる急激な高齢化と人口減。緑が丘が直面する課題は、全国の郊外住宅地に共通する。
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同じベッドタウンでも、大規模に開発されたところほど影響は大きいと思います。

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