2010年03月11日

課題山積で今年は無理。近鉄の姫路乗り入れ

山陽姫路駅

近鉄が山陽姫路に乗り入れるのを今か今かと心待ちにしているのですが、なかなか難しいみたいです。

近鉄の姫路乗り入れは11年度以降 阪神電鉄社長(神戸新聞)
阪神電鉄の坂井信也社長は9日までに、近鉄が希望している阪神、神戸高速鉄道を経由しての山陽電鉄・姫路への乗り入れについて「2010年度の実施は難しい」との考えを示した。近鉄側は今春にも実現させたい意向だったが、坂井社長は「ダイヤの調整など課題が山積している」と話している。
(中略)
近鉄の山陽乗り入れには、ダイヤ以外にも施設や安全設備の調整、試運転などが必要となる。実現の可能性について、坂井社長は「急がずに(近鉄側と)話し合っていきたい」と話している。
まあ普通に考えれば一筋縄にはいかんだろうと思います。

山陽、阪神とも、特急などと普通列車の本数を、例えば1時間に4本というように揃えて、普通列車専用駅へは特急停車駅で接続させ、利便性を図っています。
特急と言っても特別料金を取らないから、途中駅でもどんどん速い列車に乗り換えてくださいということができます。

一方、近鉄の特急は、通常運賃とは別に特別料金を取ります。山陽や阪神でいう特急は、近鉄では快速急行などと呼んでいるものに当たります。

近鉄は、山陽や阪神に相当する種類の列車ダイヤを組んでいる上に、やや異質な有料特急を割り込ませて走らせているのです。
JRは今でも在来線特急やJR貨物新快速や快速のダイヤに割り込んで運行されていますが、山陽や阪神ほどダイヤが蜜ではないし、西明石以東は複々線なのでダイヤが比較的ラクに組めます。

一方、山陽や阪神ではそういうわけに行きません。さらに高速神戸-新開地間は複線なのに阪急神戸線特急までが乗り入れています。

ここのところは、かなり近鉄のノウハウが必要になるでしょうね。

P.S.
考えてみれば、近鉄の山陽乗り入れが実現すれば、高速神戸-新開地間は、阪急・阪神・山陽・近鉄の車両が一堂に会する可能性がありますね。新開地駅構内には神戸電鉄も乗り入れているので、今まで以上に関西私鉄の見学スポットになるでしょう。

参考
近鉄の山陽姫路乗入れ、10年度中困難(鉄道から骨髄移植まで)
ヤマダ電機姫路西&山陽乗入用近鉄特急 急ピッチ(372log@姫路)
3社が基本合意。再来年にも姫路-賢島に直通特急(372log@姫路)

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この記事へのコメント
近鉄が姫路へ、一昔前なら夢のような話しですね。是非実現してほしいものです。
Posted by 市民 at 2010年03月12日 02:13
市民さん

コメントありがとうございます。

とりあえず修学旅行列車あたりからということで。
小学校の伊勢旅行は定番なので、やはりここでも競争相手の存在が進出の決め手なんでしょうか。
Posted by miki at 2010年03月12日 07:31
>山陽、阪神とも、特急などと普通列車の本数を、例えば1時間に4本というように揃えて

揃えていませんよ。
昼間は山陽は1時間4本、阪神は1時間6本です。特急、普通とも。

だから直通運行当初は最小公倍数の1時間2本で運転してた訳で。
その後、山陽と阪神の車両運用効率化を兼ねて、山陽特急を全て直通特急にしただけです。
だから幕が「黄色」の遅い直通特急が出来た訳です。
この「遅い」で時間稼ぎをしている時間が、先の最小公倍数から外れたロスタイムで、本数がキッカリ揃う時間帯(1時間5本)は「黄色」幕の遅い特急は無くなる訳です。

あと、阪神特急と普通の緩急接続をは必ず行うわけでは有りません。
普通が退避して特急が通過(乗り換え不可)と言う駅もあちこち有ります。
従って山陽も霞ヶ丘で「退避」して通過させるようになりました。

と言ったところは正しい情報を元に書いて頂きたいなと。

近鉄は車体の重さが一番のネックです。
山陽向けの新車を設計・新造しないと阪神がOKを出しても通れません。
Posted by 色々間違ってますよ at 2010年03月14日 21:04
色々間違ってますよさん

コメントありがとうございます。

>山陽、阪神とも、特急などと普通列車の本数を、例えば1時間に4本というように揃えて、普通列車専用駅へは特急停車駅で接続させ、利便性を図っています。

近鉄と、山陽&阪神の違いを大まかに端折って書こうとして不正確と感じられる記述になったようです。端折りすぎなので、ご指摘のフォローで訂正に換えさせていただきたいと思います。

>近鉄は車体の重さが一番のネックです。
>山陽向けの新車を設計・新造しないと阪神がOKを出しても通れません。

昨年2月の神戸新聞に、近鉄が山陽向けの車両を発注するとの記事が出ましたが、その完成が遅れているのでしょうか?
Posted by miki at 2010年03月14日 22:49
 単純に考えたら、阪神電車の梅田駅と神戸高速鉄道の高速神戸駅の間は阪急電車と競合しているのだから、阪神難波と元町の間を阪神本線に、阪神梅田と大物間を阪神梅田線にして阪神梅田線の電車を昔の西九条線のように尼崎止まりにすれば近鉄奈良からの電車を神戸高速鉄道で走らせるダイヤを組めることができるのではないでしょうか?
 そのほうが阪急とJRの競合を避けることができるし、近鉄奈良から阪神・神戸高速を経て山陽姫路まで近鉄・阪神・山陽の直通電車を走らせたほうが競合路線が無いので採算が取れると思いますけど・・・。
 しかも、神戸高速鉄道内では近鉄・阪急・阪神・山陽の電車が勢揃いし、高速神戸駅では阪急梅田行き特急と近鉄奈良行き快速急行の同時発車という近鉄・阪急の夢の共演ができますし。
 惜しむらくは、近鉄の通勤電車の色が阪急電車のような色でなくなったのが残念です。
 尤も、阪神電車と山陽電車の一部の電車の色は今でもよく似てますけれどね。
Posted by ロンパールーム at 2011年06月12日 21:56
ロンパールームさん

コメントありがとうございます。
野球開催日には尼崎止まりでなく甲子園-梅田間の運転は必要かもしれません。
Posted by miki at 2011年06月13日 20:04
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