2007年01月03日

日本初、世界標準規格の空港が誕生

日本初、世界標準規格の空港が誕生  関西国際空港泉佐野市

今夏、複数の長距離滑走路で同時離発着できる24時間運用・世界標準規格の空港が誕生します。

関空:アジアへの玄関口、2期始動へ(その1) 日本最大のゲートウエー /大阪(Yahoo!ニュース)
関西国際空港の第2滑走路(4000メートル)から今年8月2日、第1便が飛び立つ。現在の滑走路(3500メートル)と合わせ、複数の長距離滑走路で同時離発着できる24時間運用の「グローバルスタンダード空港」が、日本に初めてお目見えすることになる。
関空の国際線定期便は今冬のダイヤで週730便と過去最高を更新。航空会社の事業再編で米国本土路線は2都市・週14便に減り、中部空港に並ばれてしまうが、中国への旅客便は15都市に乗り入れており、成田発着の13都市を上回り、日本一の路線網を誇る。
94年の開港から14年目を迎え、国内の空港で唯一「世界標準」規格を手にする関空は「東アジアのゲートウエー」の性格を強め、国際物流拠点としての発展を遂げようとしている。

関空の国際線スケジュールは、昨年の日中航空交渉合意で中国路線の便数が大幅に増便された。昨夏ダイヤに比べ旅客30便、貨物29便の計59便が増えた結果、国際線全体でも06年夏の週711便を上回り、過去最高を更新した。

今冬ダイヤでは、台湾を除く中国線(香港を含む)が週267便となった。特に上海との旅客便は、5社合わせて毎日11往復とシャトル便並みに飛び交う。昼間の時間帯は関空―羽田線をしのぐ頻度だ。

関空対岸のりんくうタウンも、すでにショッピングセンターや企業の進出ラッシュ。泉佐野の東アジア物流拠点化は、すでに現実のものとなりつつあります。

関空社長の弁
グローバル経済の進展により、航空物流が海上物流を上回る重みを持ってきた中、24時間受け入れて処理する力を持つ空港が、日本で初めて現れる。私は「国際貨物ハブ空港」という方向へ舵をとりたい。2本目を造って、日本経済のためによかったという時代が必ず来る。

泉佐野が地球規模で日本経済を再編成していくのですね。

P.S.
羽田―関空便、10分短縮の新ルート提示 国交省(asahi.com) - 羽田 - 関空間が短縮になる計画。
兵庫県における「関空・国際線利用促進宣言」(兵庫県) - 24時間化される関西空港に対して望むのは、姫路関空リムジンバスや鉄道(南海阪神山陽JR関西空港線阪和線神戸線)の24時間化です。いくら空港が24時間化しても、アクセスできなければ魅力は半減です。姫路からだといくら朝早く起きても7時半に着くのがやっと。これだと朝の国際便(現在でも9:00発の上海便があります)でも前泊を余儀なくされます。

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Posted by miki at 07:57│Comments(0)航空
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