2009年09月30日

財源論はナンセンス? まず景気。国債発行で政策実現

早稲田大学

高速道路無料化は、景気対策としても早急に実現すべきとの声があります。

早稲田大学教授・榊原英資氏 国債発行で政策実現を(FujiSankei Business i.)
国交省の試算によると、高速道路無料化の経済効果は2.7兆円だという。国内総生産(GDP)の約0.5%になるわけだ。これに子ども手当、暫定税率廃止を加えれば、かなりの景気浮揚効果が期待できる。景気対策としても、これらの政策は早急に実現すべきであろう。繰り返しになるが、財源など調達せずに、国債の新規発行によって支出しなければ景気対策としての意味はない。
榊原氏は、朝日の番組で、たまに漏れ聞こえる「日本の借金へっちゃら論」を喋っていました。

榊原教授「借金は問題ない」発言(eine kleine Katzen Schelle)
【国民の借金というのは財務省が言ってるんだが、日本には1500兆円の金融資産があり、国債を買っているのは日本人だ。まだまだ買える。15兆ぐらいなんともない】
(中略)
河村さんによると、録画で「赤字国債(財政赤字)は国民の借金じゃない」というと必ず編集されるらしいんです。何故か。『マスコミの中でも財務省付を勤めると出世コースに乗れるというのがあって、増税したい財務省に逆らって、「借金は問題ない」という発言を流すわけにはいかない』らしい…そんな理由です。
その河村さんも、朝日の生放送中に「借金へっちゃら論」を喋ってました。

民主党の言う、財源の組み換えなどは、あくまで中長期的な話。失業率が高い現在のような状況では、短期的に国家が財政出動するのはごく自然なことです。
補正予算を精査するのも大事ですが、国民に理由を説明してスピード感を優先すべきだと思います。

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Posted by miki at 00:42│Comments(0)政治
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今、サンプロ見てましたが、ゲスト<榊原 英資 (早稲田大学教授)・リチャード・クー(野村総研チーフエコノミスト) >の話が面白い。ク...
榊原教授「借金は問題ない」発言【eine kleine Katzen Schelle】at 2009年09月30日 08:27
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