2019年06月04日

医学部、医大のある地域、ない地域

和歌山県立医科大学和歌山市

救急搬送先の確保は大事ですね。

姫路市長・清元氏就任1カ月 働き方改革に意欲(神戸新聞NEXT)
「短期的な課題でいうと、救急搬送先の確保だ。受け入れ先の病院を探す時間を少しでも短くする。そのためには医師不足の解消が必要だ。将来的には、地元に医科大学を開設したい」
石見前市長も、講演では医科大誘致のようなことをお話になることがありましたが、実現しませんでした。

新設医学部 未来変えるか(日本経済新聞)
2016年、17年に2つの大学が相次いで新たに医学部を開設した。国は長年、医学部の新設を認めてこなかったが、11年の東日本大震災からの復興をめざし東北医科薬科大の新設を認めた。国際医療福祉大は国際的に活躍できる人材を育成する使命を負う。
国は、医学部新設ではなく、定員増で対応してきましたが、その結果、現在は偏在が課題になっています。上記2つの新設は、ごく最近です。

かつては大学の医局が研修医を指定病院に派遣することで地方にも医師がいたのですが、2004年の新研修医制度の導入により、地方の病院に赴任する医師が激減してしまいました。(参考

医局の影響力が減ったとはいえ、医学部や医大のある地域と、(姫路のように)ない地域の差は生じます。
医大や医学部がなければ、その地域で医師を目指す人の割合も少ない。また、医大や医学部で学ぶためにその地域にやってきて、何割かは居着く可能性がありますが、医大や医学部がなければ、そういうこともありません。

同じ近畿の端の方でも、姫路市と和歌山市では、人口10万人あたりの医師数が全く異なります。(217人と446人。出所
和歌山市には、和歌山県立医科大学があるからです。

参考
全国 医師数・病床数マップ(東洋経済)
命が危うくなってから、貧弱な医療体制に驚いても始まらない(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)
なぜ?医師数は過去最多32万人でも“医師不足” 「地域医療が成り立たぬ」現場の声(FNN PRIME)(2019.6 追記)

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Posted by miki at 23:57Comments(0)医療