2018年12月27日

受験生を選ぶ入試

東京医科大学東京都新宿区

東京医科大学を始めとする不正入試問題を契機に、大学入試の公平性が問われる年になりました。

東大が「同族経営」セミナー 事業承継に関心高まる(日本経済新聞)
早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール、WBS)は2016年の発足時から「事業承継者入試」を実施。対象は親族らが経営する企業があり将来的にその事業を引き継ぐ予定の人
(中略)
同族企業は00年以降、経営学の主要トピックの一つとして世界的に研究が進む。一方、国内では同族企業が大半を占める中小企業は大廃業時代が近づき、大きな課題を抱える。それだけに大学での取り組みは今後いっそう本格化しそうだ。
大学が集めたい受験生に条件をつけることが増えそうです。この場合、条件や条件をつける理由を募集要項に明記することが望まれます。

考えてみれば、開業医が親族に事業を引き継ぐのも、事業承継の範疇と言えなくもありません。
受験生を選ぶ場合、(批判にも耐えられる)理由を明確にする姿勢の大学が、世間からも評価されるようになればと思います。

参考
募集要項に明記すればOK(372log@姫路)
HDUチャレンジ入試・ファミリー専願入試(姫路獨協大学) - なぜ親族を優遇(支援金の支給)するのか、よく理解できません。携帯電話の家族割みたいなもの?

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Posted by miki at 02:20Comments(0)学校