2018年10月26日

自分の子どもが勉強しない理由



自分の子どもはなぜ勉強しないのか。
その理由の1つは、親が「勉強しなさい」と言うから。

別に子どもはへそ曲がりでも、反抗期でもありません。人間の本能に従っているだけ。

【リアクタンス】「遊んでないで勉強しなさい!」が壊滅的な逆効果を生んでしまう理由(COCORO NEXT)
人は「自分の意志で選択する自由」を剥奪されたり制限されたりすると、それが大したことでなくても、反動でその自由を取り返そうとします。
心理学者のブレームは、こうした心の作用を心理的リアクタンスと名付けました。
(中略)
人は自らの意志と一致する内容の説得や指図を受けると、それとは反対の方向に行動を変化させてしまうのです。
ちょうど勉強を始めようと思っていたところに「勉強をしなさい!」と言われて、「あーもう!今からやろうと思ってたのに!」とやる気を無くしてしまうのがこれなんですね。
こうした心の不可解な現象は、ブーメラン効果と呼ばれています。
このブーメラン効果は、自分と関係の深い相手(家族や恋人など、コミットメントが高い相手)に指図や説得をされるほど、その抵抗をより強めます。
勉強しようと思っているのに、(自分と関係の深い)親から「勉強しなさい」と指図されると、子どもは勉強する気がなくなります。

自分の子どもが勉強しない理由は、心理学で説明されている。
あせらず、そうならないよう対応する必要があります。

参考
心理的リアクタンス(モチベーションアップの法則)
ブーメラン効果とは?【心理学用語をわかりやすく簡単に。】(LINEドック)
「今やろうと思ってたのに」を聞いたら子どもの成長を逃したサイン(MAG2NEWS) - 子どもは誰でも、主体性を伸ばしたいという本能的な要求を内に持っています。命令という妨害に対して、主体性の芽を守るべく無条件で反発する、というのは正常な反応なのです。そう、その「正常な反応」が、「命令嫌い」の正体だったのです。(記事より)
きれいに使ってくれてありがとう(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:34Comments(0)子ども