2017年07月07日

ターミナルデパートができた理由

山陽百貨店姫路市南町

山陽百貨店、阪急百貨店東急百貨店など、鉄道駅に直結する百貨店を「ターミナルデパート」と呼ぶことがあります。

世界で初めてターミナルデパートをつくったのは関西です。

世界初のターミナルデパート「阪急百貨店」を作り出す(阪急電鉄)
当時の百貨店と言えば、呉服屋発祥のものが多く、またその場所も駅から離れた場所にあり、車による無料送迎サービスなどでお客様を迎え入れていました。それなら「駅に百貨店があれば、送迎の必要もなく、もっと気軽に使ってもらえるのでは?」と考えた一三ですが、駅直結の百貨店も、鉄道会社が百貨店を運営することも、日本はおろか世界に前例が無く、さらには、一三自身に百貨店経営の経験がありませんでした。
今じゃターミナルデパートなんて当たり前ですが、昔は駅直結のデパートは偽物扱いでした。
姫路でもヤマトヤシキは本物で、山陽百貨店は格下という時代がありました。

大阪空港ビル、商業ゾーン5倍に 改修概要発表(神戸新聞NEXT)
商業ゾーンの面積を約5倍に拡大。ゆったり回遊しながら買い物や飲食を楽しんでもらうため、関西空港の商業ゾーンで採用した設計を踏襲する。
搭乗しない人も利用できる中央棟の飲食・物販街は18年春に先行開業する予定
商業ゾーンを拡大するとはいうものの、まだ空港に付帯させる商業施設という範疇に収まりすぎです。

かつて乗客が乗り降りするだけだった梅田駅を見て、これをなんとか活かせないかと構想した阪急創業者の小林一三。
伊丹空港を見たら何を構想するだろう。
そして、近所までしか走らない阪急電車にどういう感想を抱くのか。

橋下さんが潰すとか何とか言っていた悪夢の時期を経て、ついに伊丹空港が関西の巨大ターミナルに変貌するチャンスがやってきた。

・・と思うのですが。

参考
クルマは便利だが、鉄道と空港がしょぼい関西(372log@姫路)
伊丹空港を阪急のターミナルに(372log@姫路)
橋下知事「伊丹廃止も視野」。ただし権限なし(372log@姫路) - 東京はというと、羽田国際化にまっしぐらだし、周辺では3年後に開港する茨城空港横田空港推進など前向きな話が多い。大阪だって便利な伊丹にアジア便を飛ばそうという話になるのが自然なのに、過去の経緯にばかり拘って、挙句は伊丹廃港なんてとんでもない話です。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)航空