2016年06月26日

区民が望むなら世田谷を政令市に。元加西市長が都知事選出馬表明

東京都庁

東京都には23の特別区がありますが、この人口規模がすごい。世田谷区など人口が90万人近くいますから、政令指定都市の規模です。
ところが選挙で選ばれる区長の権限は、一般の市町村以下。

「大阪都構想・住民投票」を世田谷から見つめると(ハフィントンポスト・ブログ 保坂展人)
世田谷区は人口88万人と、7つの県(佐賀島根鳥取徳島高知福井山梨)を上まわる人口規模を持っていますが、首長の権限は一般の市町村長以下と聞くと、まさかと思う人も多いかもしれません。まず、税収が限られています。法人住民税、固定資産税(個人・法人)等は、都が徴収します。その55%が区に配分される「財政調整制度」で運営されています。
だから、世田谷区で住民のために何かをしようとしても、上部組織の東京都にお伺いを立てないといけません。
これぞまさに二重行政。時間がかかって迅速に行政を行えない。

一昨日、播磨加西市出身の中川暢三氏が都知事選に立候補されました。

前兵庫県加西市長が都知事選に出馬表明(産経ニュース)
前兵庫県加西市長の中川暢三氏(60)が24日、都庁で記者会見し、舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選(7月14日告示、31日投開票)に、無所属で立候補することを表明した。
中川氏は、大阪市北区長も勤められています。

出馬会見では、「特別区に権限を大幅に委譲する」「世田谷区など大きな区は住民が望めば市になればいい」などと述べました。

参考
元大阪市北区長が出馬表明=都知事選(JIJI.COM)
都知事選:中川、マック両氏出馬へ /東京(毎日新聞)
【東京都知事選挙】中川暢三氏 出馬表明会見(YouTube)
どこまでいっても満足できる道路整備などない(372log@姫路) - 播磨には道路問題についてもっとまともな見識を持つ人はいないのかと思っていたらいました。(中略)今春、ガソリン税の暫定税率が失効、復活と迷走した中、「道路は必要」と暫定税率の堅持を主張した全国の首長たちとは対照的に、加西市の中川暢三市長(52)は「もう市道はいらない」と発言して全国の注目を浴びた。(ブログより)

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Posted by miki at 01:41Comments(3)政治