2014年09月18日

外国人の多くは、東京・大阪・北海道の夜しか知らない



これまで、海外に行って空港のない都市に宿泊した記憶があまりありません。
一方で、訪日客はどこに泊まっているのか。

こちらの記事によると、延べ宿泊数は3都道府(東京、大阪、北海道)が過半数を占めます。
また、宿泊数上位10位までで県内に空港が無いのは京都と神奈川のみ。(ただし神奈川は、川崎・横浜から羽田空港が近い)
それ以外はすべて、国際線が乗り入れる空港を有しています。
(上位10都道府県は、東京、大阪、北海道、京都、千葉、沖縄、愛知、神奈川、福岡、静岡)

関空がLCCで活況になり、大阪が外国人客を取り込んでいるようです。

訪日観光、関西の雄は京都? 大阪?(日経ビジネス)
訪日中の宿泊先は、韓国が東京56%、大阪26.1%、京都11.6%。台湾は東京57.7%、大阪24.8%、京都17.8%で、いずれも大阪が京都を大きく上回っています。2013年の訪日客数1036万人のうち45%を占める韓国(246万人)、台湾(221万人)の2トップから高い支持を得る大阪。中でも、訪日回数5回以上というヘビーなリピーターの大阪での宿泊比率は3割を超えています。
たかが空港、されど空港。

定番の観光バスに、訪日目線で乗ってみた(日経ビジネス)
本当に魅力があれば、不便でも人は来ます。しかし、大きな人の流れをつくるには呼び水や送客ポンプとなる送客動線は不可欠です。
どうしたら空港アクセスを向上させることができるか。空港で訪日客にわが地域をアピールできるか。
もっと力を入れてもいいと思います。

参考
居住人口が減っても、激増する国際交流人口(372log@姫路)

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Posted by miki at 01:00Comments(0)観光