2014年05月29日

今しか見られない、姫路モノレール跡

姫路モノレール跡(姫路市南畝町

刻一刻と姿を変える姫路駅北周辺。徐々に姿を現す姫路城など、その最たるものです。
「今しか見られない」風景がそこにはあります。

駅前だけではありません。

クレーンが入れないという「幸運」(372log@姫路)
「川沿いにあるためクレーンが入れない」という「幸運」が、姫路モノレールの軌道を守っていたんだと知って、モノレール遺産の「奇跡」を予感しました。
船場川沿いに残る姫路モノレール跡は、撤去のためのクレーンが入れないため、これまで取り壊されずに残ってきました。

姫路モノレールの劣化高架、見えぬ撤去の終点(YOMIURI ONLINE)
姫路モノレールの軌道は、鉄道ファンらの間で「昭和遺産」として広く知られている。ただ、コンクリートの耐用年数とされる50年近くが経過、一部で剥離やひび割れなど劣化が目立っている。
遺すにも費用はかかりますが、全面撤去にも20億円以上かかるとも言われているとか。

ケイエムが設計 姫路市モノレール撤去(建通新聞)
兵庫県姫路市は、旧モノレールの橋脚、橋桁を撤去するための実施設計をケイエムエンジニアリング兵庫営業所に委託した。(中略)解体工事は2015年度以降に順次行う方針。
詳しい内容はわかりませんが、見慣れたモノレール遺産が無くなっていくのは、間違いなさそうです。

今しか見られない、姫路モノレール跡。今のうちに見ておかなくてはいけませんね。

P.S.
モノレール車両はなくなりません。きっと。
手柄山交流ステーション姫路市西延末

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Posted by miki at 00:33Comments(0)鉄道