2014年01月16日

後世に残したい。姫路の「ミュージカル チョップスティックス」



世界文化遺産・姫路城が修理中ですが、姫路には他にも後世に残したい文化的な遺産があります。

[明珍火箸]世界に衝撃 無二の音色(YOMIURI ONLINE)
姫路の代表的な伝統工芸品として伝わる「明珍火箸(みょうちんひばし)」。本来は炭火を扱う鉄製の箸だが、澄み渡る音色から、風鈴として生まれ変わった。
(中略)
米国の歌手スティービー・ワンダーを魅了し、公演で来日したマイケル・ジャクソンは火箸の音色をさかなに日本酒を味わったという。
作曲家の菅野由弘早大教授(現代音楽)は、刀の原料となる玉鋼(たまはがね)製の火箸を初めて耳にした瞬間、感動で言葉を失ったといい、2010年に火箸を用いた曲「水の粒子」を作曲した。「こんな音に出会ったことはなかった。涼やかだが、ありえないくらいの音の広がり。永遠に音の波紋が続くようだった」
11年に同曲を初披露したピアニスト小川典子さんは海外でも演奏。ピアノの上に火箸を置き、演奏の中で幾度も触れる独自のスタイル。英BBC放送にも取り上げられ、火箸は「ミュージカル チョップスティックス(はし)」という珍しい楽器として紹介された。
今夏は、フランスで開催されるジャパンエキスポにも出展されるとか。

新春告げる鉄の音 姫路で「明珍火箸」初打ち(神戸新聞NEXT)
敬三さんは7月にフランスで催される日本文化のPRイベント「ジャパンエキスポ」へ出展する計画で、「海外の人の反応が楽しみ。今年も有意義な年にしたい」と話していた。
ますます世界に感動を!というところでしょう。

参考
明珍火箸鍛冶師、明珍敬三さんと鉄を打つ。 (GUCCI JAPAN)
風鈴の音で時刻を知らせる3000万円の腕時計(372log@姫路)
世界が認めた姫路の銘品(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)文化