2014年01月15日

8月のひな祭り

室津播磨たつの市

女の子のお祭り・ひな祭りは、毎年3月に行うのが日本の常識です。
ところが、播磨・たつの市の室津では、戦前まで8月にひな祭りを行っていました。

八朔のひな祭り(はりま・室津「嶋屋」友の会)
19日の大河ドラマ「官兵衛」は室津の「八朔のひなまつり」の元になった室山城落城の悲劇の物語です。
おひな祭りに黒田家から嫁いだ志織姫と浦上家の婚礼の夜、龍野の赤松政秀が室山城を急襲、姫は奮戦空しく討ち死にし、政宗は自害したとあります。
室津の人々はこの悲劇を悲しみ、非業の死をとげた花嫁の鎮魂のために3月3日ではなく、半年遅れの八朔にひなまつりを延しました。
室津には、室山城というお城があり、浦上氏が治めていました。

浦上家に黒田家(官兵衛さんのおうち)からお嫁さんが嫁いだのですが、婚礼当日に龍野の赤松政秀が浦上家を襲い、お嫁さんはお亡くなりになられました。
あまりに可哀想なので、室津の人々は、その年、半年ほどひな祭りを延期。その後も8月にひな祭りを行うようになったそうです。

戦後途絶えていたのですが、近年「八朔のひな祭り」として、行事が行われています。

P.S.
おたつ(南沢奈央)の運命は如何に・・

参考
雛祭り・時期(wiki) - 御津町室津では、旧暦の8月1日にお雛様を飾る習慣があるので知られていたが、戦後この風習は長く途絶えていた。近年「八朔のひな祭り」を復興。(記事より)
観光客が溢れる西国一の港町。「遊女の町」たつの市・室津(372log@姫路)

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Posted by miki at 02:02Comments(0)歴史