2013年12月28日

プラズマ生産終了。有機ELも不透明

パナソニック

パナソニック誘致のその後シリーズ・・・?

プラズマの火が消えた 国内唯一のパナ工場、生産終了(asahi.com)
パナソニックは27日、国内で唯一、兵庫県尼崎市の工場で続けてきたプラズマパネル生産を終えた。
(中略)
ディスプレイ社は2014年度中に会社が清算される。パナソニック本体からの出向者を除く生え抜き社員約250人は来年3月までに退職し、新たな職探しを迫られる。
一方、姫路での量産が期待されてきた有機ELですが、有機ELそのものの不透明感が漂います。

ソニーとパナソニック、有機EL開発の提携を解消(ロイター)
有機ELパネル市場が当初の見通しよりも伸びていないことから、早期の事業化は困難と判断、提携契約の更新を見送ることにした。
(中略)
韓国のサムスン電子LG電子は有機ELテレビをすでに発売して商品化で先行しているが、価格が高いことなどから市場は広がっていない。
液晶を継続して生産する姫路は尼崎ほどではないにしろ、いつ同じ運命を辿るかもしれません。

しかしながら企業(パナ本体)のほうはというと・・

パナソニック復活への序章か、最終利益過去最高に〜法人向けへ主力事業シフト加速(ビジネスジャーナル)
13年9月中間期(4~9月)の連結決算(米国会計基準)は、最終利益が1693億円の黒字(同6851億円の赤字)だった。08年9月期の1284億円を上回り、中間期としては過去最高を更新し、10年9月期以来3年ぶりに最終黒字を確保した。
地元自治体がこれほど体力のある企業に補助金を出したり出していたことが未だに信じられません。

参考
パナ、尼崎から完全撤退。姫路に一本化(372log@姫路)
パナソニックがプラズマ撤退。液晶テレビも縮小(372log@姫路) - 兵庫県や姫路市は、こうした補助金が「誰が何のために」必要で、現状を踏まえて今後どうするつもりなのか、住民に対して説明して欲しいものです。(ブログより)
そもそも必要な補助金だったのか(372log@姫路)
松下に補助金がいるのか(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)企業