2013年12月02日

播磨が救急医療先進地域に。ドクターヘリ運航開始

好古園姫路市本町

昨晩まで開催された好古園の紅葉会(ライトアップ)。見事でした。
さて、長年期待されていたドクターヘリが播磨に導入されました。

加古川にドクターヘリ 搬送25分短縮(YOMIURI ONLINE)
以前より20~25分の搬送時間の短縮が見込まれ、救命率の向上や後遺症の軽減が期待される。
(中略)
原則、午前8時半から日没まで、センターから50~70キロ圏内の播磨地域と篠山市をカバーする。
ドクターヘリは、単に病院が少ない地域の過疎対策ではありません。どれほど大きな意味を持つのか。

ドクターヘリ(wikipedia)
日本に先んじて導入されたドイツでは、国内に73機配備されており、国内何処にでも要請から15分以内に到着できる。ドクターヘリ導入後、交通事故の死亡者が1/3に激減したと言われている。
通常、救急車には救命士しか乗りません。医師は乗らない。
ところが、ドクターヘリはその名のとおり医師が乗る。
ドクターヘリ先進国のドイツでは、専門医が15分以内に治療を開始することが法律で定められています。

ドクターヘリは“空飛ぶ救命室”(公明党)
ドクターヘリ最大の特徴は治療をヘリの中で行えること。
(中略)
救命救急において生死を分ける最も重要な因子は“時間”。心疾患や脳卒中などの病気、交通事故や災害による多量の出血といった緊急事態では、適切な初期治療を受けるまでの時間が短いほど、生存の可能性が高まります。ドクターヘリ先進国のドイツでは、救急法によって専門医が15分以内に治療を開始することが定められています。これは「15分ルール」と呼ばれ、日本でもその確立が求められています。
ドイツでは当たり前でも日本では先進地域。
播磨のような救急医療先進地域を、日本にも増やしていきたいものです。

参考
救命率2~3倍。ドクターヘリの拠点が播磨にも(372log@姫路)
極悪救急体制の東京(372log@姫路)
医者に出会うまでの時間(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)航空