2013年10月08日

恨みを倍にして返してしまう愚

TBS放送センター東京都港区

手軽な録画装置が普及した現代でも、高視聴率は取れるのですね。

「半沢直樹」最終回の視聴率、関東42.2%・関西45.5%(日本経済新聞)
TBS系で22日夜に放送された連続ドラマ「半沢直樹」の最終回の平均視聴率が関東地区で42.2%、関西地区で45.5%だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。
現在の調査方式になった1977年9月以降のドラマ(NHK連続テレビ小説と大河ドラマを除く)では、関東で歴代4位。80年以降が対象の関西は「水戸黄門」(81年、TBS系)を抜いて過去最高となった。
次なる半沢直樹はいないのか・・。

9月17日付・半沢直樹と黒田官兵衛(四国新聞社)
部下の生き残りドラマと言えば、来年のNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」もそうらしい。主人公の黒田官兵衛は天下を取った織田信長豊臣秀吉徳川家康につかえた参謀役。「この3人に官兵衛がどう適応し、戦国の世を生き残ったのか。現代の上司と部下の関係も意識して描きたい」。官兵衛の生まれた播磨の地元、姫路市文化国際交流財団の広報誌で、NHKプロデューサーの中村高志氏はこう答えている。
大銀行の常務も大物かもしれませんが、戦国の三大武将の比ではありません。
恨みを倍の恨みで返してしまう非現実的な銀行員に対し、知恵で三大武将に対処した官兵衛の生き方が、ドラマの異なる魅力を引き出せるのか。
勧善懲悪の水戸黄門ドラマを超える一流の人間に触れたいものです。

参考
心理診断「半沢直樹」でスカッとする人はなぜ二流か?(プレジデントオンライン) - 「倍返しの復讐をすると相手に半分『借り』ができてしまいます。やられた相手も倍返しで借りを返そうとするでしょう。報復の連鎖を生むのです。それではスリルとサスペンスの毎日を一生続けることになります。3カ月で終わるドラマならそれでもいいけれど、長く耐えられたものじゃありません」(記事より) ← 「やられたらやり返す」というのは、威勢のいい軍事評論家や、一部メディアにも見られる考え方ですね。
官兵衛の歴史館来年1月オープン 姫路城内に整備(神戸新聞NEXT)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)芸能